ZidaneGetty Images

CL準決勝チェルシー戦に臨むレアル・マドリー、ジダン「最高バージョンの私たちが必要となる」

レアル・マドリーは27日にチャンピオンズリーグ(CL)準決勝ファーストレグ、ホームでのチェルシー戦に臨む。前日会見に出席したジネディーヌ・ジダン監督は、CLでの経験が豊富なレアル・マドリーが優位であるとの見解を否定。「今は今」と、チェルシーへの警戒感を表した。

「そういったことは思わない。結局、今は今なんだよ。チェルシーはチャンピオンズで自分たちの仕事をしてきた。チェルシーは準決勝出場にふさわしく、レアル・マドリーにとっても同じことだ。それにチェルシーだって、経験が豊富なチームだよ」

「これは準決勝であり、とても困難な試合となる。彼らは攻撃も守備もこなせるチームだ。私たちは注意深くなければいけないし、良い守備を見せ、攻撃時にはしっかりとチャンスをつくらなければならない。チェルシーに打撃を与えるためには、最高バージョンの私たちが必要となる」

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CLとラ・リーガの2大会で優勝の可能性を残すレアル・マドリー。そのどちらの優勝を望むか問われたジダン監督は、こう返答している。

「私たちがどちらかを選ぶことはない。両大会のどちらでも生き残っているということだ。私たちは様々な困難に出くわしたが、しかしそれらを克服してきた。今シーズンはあと1カ月残っており、どのようなことが起きても最後まで戦っていく。もちろん、ほかの全チームと同じく、さらなる困難にも出くわすだろう。とにかく、ピッチで全力を尽くしたい」

欧州スーパーリーグ構想による騒動の中心に位置したレアル・マドリー。UEFAから処分を受ける可能性はいまだ消えないが、ジダン監督は試合だけに集中しているようだ。

「その件についてはすべての質問を受けたし、返答もしている。私たちがチャンピオンズに出場できなくなるなど馬鹿げている。外部では色々なことが話されているし、今後も話され続けるのだろう。しかし、それは私たちにコントロールできないことで、私は試合だけに集中している」

「私の見解では、チャンピオンズでマドリーを見たいと誰もが思っている」

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