Zinedine Zidane Real Madrid 2020-21Getty Images

CL準決勝進出のレアル・マドリー、ジダンが誇ることは…「選手たちは苦しければ苦しいほど団結する」

15日のチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝セカンドレグ、レアル・マドリーは敵地アンフィールドでのリヴァプール戦をスコアレスドローで終え、合計スコア3-1でベスト4進出を果たした。ジネディーヌ・ジダン監督は試合後、準決勝へと進んだことへの満足感を表している。

レアル・マドリーはこのセカンドレグ、終始リヴァプールの攻勢を受けたが、GKクルトワの好セーブや粘り強い守備によって失点を許さず。ファーストレグのリードを守り切っている。試合後、スペイン『モビスタール・プルス』とのインタビューに応じたジダン監督は、次のようにコメントした。

「苦しむことは分かっていた。リヴァプールが最初の15分間、とても力強いプレーを見せることもね。CLベスト8だし、それは当たり前のことだ。しかし、私たちは次戦に進出することができたし、とても満足している」

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「これは私の功績か? 私たちは全員で団結している。このチームはいつもこうだし、もっと“欲しい”と望んでいるんだ。私たちはまだ何も勝ち取っていない。が、2大会(CL&ラ・リーガ)で生き残っている」

バルセロナとのクラシコに勝利し、リヴァプールとの2試合で準決勝突破を決めて…と、今季の成否を決める3連戦で成功を収めたレアル・マドリー。次のビッグマッチとなるCL準決勝では、チェルシーと対戦する。

「まずは少しだけこの瞬間を楽しんで、少しだけ休みたい。厳しい試合をこなしてきたのだからね。チェルシーが素晴らしいチームであることは分かっている」

「私たちはこのノックアウトラウンドを突破するに値した。選手全員のことを喜ばしく思っている。精神的な強さをもらえたよ」

その一方で、選手たちのどこを誇らしく感じるかと問われたジダン監督は、こう返答した。

「その意思の強さだ。彼らは最も苦しいとき、最もひどい状況にでくわしたときに、より団結することができる。私たちには凄まじいクオリティーがあるが、しかし私が心に残しているのは、その意思の強さにほかならない」

「私たちは凄まじい努力を振り絞っているし、こうした形でこの3連戦を乗り越えたことに満足している。この前、私たちはフィジカル的に限界と話したが、それは当然のことだ。ここまでたどり着くのは簡単なことではない。が、私たちは精神的にとても強いチームなんだ」

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