RealMadrid-Zidane-202103200850(C)Getty images

リヴァプール戦に臨むジダン「レアル・マドリーは過小評価されてきた。が、いつもそれを覆していく」

レアル・マドリーは6日にチャンピオンズリーグ準々決勝ファーストレグ、ホームでのリヴァプール戦に臨む。前日会見に出席したジネディーヌ・ジダン監督は、このビッグマッチを「一つの決勝戦」と形容しながら、次ラウンド進出への意気込みを示している。

「これはノックアウトラウンドであり、一つの決勝戦だ。180分間か、より多くの時間をかける決勝だね。私たちは明日の試合のことしか考えていない。ほかのことは考えていないんだ」

「今季最も重要な試合か? ああ、最も大切な試合であることは間違いない。次に控えている試合、なのだからね。その前の最も大切な試合はエイバル戦だった。今、私たちはリヴァプール戦しか考えていない」

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その一方で、リヴァプールを率いるユルゲン・クロップ監督については、次のように語った。

「彼は素晴らしい監督だ。長い間この仕事に従事しているし、豊富な経験を有している。彼がそのキャリアで行ってきた仕事ぶりは、とても素晴らしい。私が監督講習を受けているとき、多くの監督を目にすることになったが、クロップのキャリアも見つめることができた。しかし、ほかの監督をコピーする必要はない。彼の指導方法はとても独特なものだ」

レアル・マドリーのこの試合における注目ポイントは、前線でFWカリム・ベンゼマとともにプレーする選手たちが誰になり、またMFエデン・アザールが復帰できるのかどうか、となる。

「(前線の)全選手が見事にプレーをする。彼らはこのチームにいられる権利を勝ち取った。つまりは最高の選手たちということだ。全員がカリムと理解し合っているし、カリムも彼らと理解し合っている。彼らの間には多くの化学反応があるんだよ」

「エデンは落ち着きを保たなければ。完璧な状態にない選手を復帰させるリスクを冒さない。少しずつ進んで行きたいし、いつ復帰できるかを見ていこうじゃないか。現状はそういうところだ」

今季は多くの批判を受けながら、公式戦ここ11試合の成績が9勝2分けと調子を上げているレアル・マドリー。チームが過小評価されてきたかを問われたジダン監督は、こう返答した。

「まあ、そう思うよ。結局のところ、私たちは自信を持つにふさわしいチームだ。私たちは周囲で言われていることをひっくり返してきたし、何かをあきらめたことなど決してなかった。それがこのクラブ、このチームが持っているものなんだよ。命がある限りは、戦っていく」

「私たちは難しい時期も過ごしたが、今は良い調子にある。しかし、それはまだ何の意味も持っていない」

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