14日のラ・リーガ第16節、レアル・マドリーは敵地メンディソロサでのアラベス戦に2-1で勝利した。シャビ・アロンソ監督は試合後、勝ち点3獲得に満足感を表している。
年内の残り3試合次第で、シャビ・アロンソ監督が解任されると報じられるマドリー。このアラベス戦では24分にFWキリアン・エンバペが先制点を決めるも、68分にFWカルロス・ビセンテの同点弾を許す。それでも76分、FWヴィニシウス・ジュニオールのお膳立てからFWロドリゴがネットを揺らして、2-1で試合を制している。
シャビ・アロンソ監督は試合後、次のような感想を述べた。
「激しく競い合った試合だった。私たちは良い形で試合をスタートし、先制点も決めたものの、その後にコントロールを失って良い形で前半を終えられなかった。後半立ち上がりは良い形で入れてチャンスも迎えたが、彼らが唯一のアクションを物にしている。あの失点場面では、そのほかのプレーはすべて正しかったバルデペニャス(この日トップチームデビューの左SB)がミスをしてしまい、カルロス・ビセンテが素晴らしいパスからゴールを決めている」
「それでも私たちは、この難しいスタジアム、とても激しいライバルを相手に戦い続けた。あのロドリゴの2点目が勝ち点3をもたらし、私たちは満足してここを去ることができる」
この試合の終盤にはヴィニシウスがペナルティーエリア内で倒されたにもかかわらず、PKを取られない場面があった。審判がオンフィールドレビューを行わなかったことについて意見を求められたシャビ・アロンソ監督は、こう返している。
「審判ではなく、そのアクションについてのみ話したい。私は明確にPKだと感じた。ヴィニはスピードあふれるプレーを見せ、そして接触があった。VARの判断がないことには驚いたが……まあ総じて言えば、驚くことでもないよ。チームは進み続けなければならない」
不安定なパフォーマンスが続いているマドリーだが、シャビ・アロンソ監督はアラベスとのアウェー戦が難しいものであることを強調した。
「このピッチでの試合は非常に厳しい。アラベスは凄まじいプレーリズム、インテンシティーでプレーする。私たちは彼らの試合を分析していたが、ここで勝つのは本当に難しいんだよ。もちろん継続的にゲームを支配できればいいが、しかしすべての試合で90分間主導権を握り続けるというのは困難だよ」
「今日、私たちは勝つためにここにやって来た。重要なのは勝ち点3を獲得することだったんだ」




