Xabi AlonsoGetty Images

セルタに敗戦のレアル・マドリー…シャビ・アロンソ「観客が怒っていた?私たち全員が怒っているよ」「審判はチームをイラつかせた」

7日のラ・リーガ第15節、レアル・マドリーは本拠地サンティアゴ・ベルナベウでのセルタ戦を0-2で落とした。シャビ・アロンソ監督は試合後、観客だけでなく自分たちにとっても怒りを感じる結果だと振り返っている。

前節アトレティック・クルブ戦では3-0の会心の勝利を果たしたマドリーだったが、今回はそれ以前の姿に戻っている。攻撃は単調なもののに終始し、セルタの5バックを崩せずにいると、54分にMFヴィリオット・スウェドベリのゴールを許す。その後にはDFフラン・ガルシアが2枚のイエローカード、DFアルバロ・カレーラスが審判への暴言によって退場となり、95分にヴィリオットに2点目を決められて、あえなく敗戦を喫した。

ラ・リーガここ5試合を1勝3分け1敗で終えるなど、完全に調子を落としているマドリー。試合終了後、ベルナベウの一部観客はチームに向けた怒りを露わにしていたが、会見でそのことについて感想を求められたシャビ・アロンソ監督は、次のように返答した。

「私たち全員が怒っている。私たちが求めた試合、結果ではなかった。(前半途中の)ミリトンの負傷は私たちに打撃を与え、精神的に立ち直るのにも苦労した。できる限り早くページをめくらなければならない。リーグ戦は長いんだ」

「幸運にも、私たちにはチャンピオンズのシティ戦が控えている。リアクションを見せるため、この後味の悪さを消し去るためにね」

シャビ・アロンソ監督は、長期離脱を強いられるとみられるDFエデル・ミリトンの負傷が、チームに動揺を与えたことを強調する。

「この試合は私たちが期待するものではなかった。プレーリズムなど足りないものがいくつもあった。ミリトンの負傷によって私たちのプランは変更を余儀なくされ、そこからリアクションを取るのが難しかった。私たちは負傷者の続出に苦しんでいる」

「良かったことを挙げるとすれば、一人少なくなってから見せたプレーだろうか。この敗戦には痛みがある。私たちは怒りを感じているし、人々の怒りも理解できる」

「私たち全員が団結しているし、状況を逆転させられるとも理解している。リーグ戦は長く、ホームで悪い試合が一つあってもいい。私たちはこのクラブの要求を分かっているつもりだ。敗戦には大きな痛みを感じるが、私たちは前を向かなければいけない」

シャビ・アロンソ監督はまた、2人を退場させたキンテロ・ゴンサロ主審への不満を隠さなかった。

「審判はそのレフェリングで私たちをイラつかせた。退場の判定は非常に悲観的なものであり、私は彼の振る舞いが好きではなかった。アルバロに対するカードは議論の余地があり、退場させたい意欲があったようにも思える。私は好きじゃなかったし、そういうことはチームの自制を失わせた。今日のレフェリングは好ましいものではなかった」

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