Xabi AlonsoGetty Images

「我々はシャビ・アロンソを政治的に孤立させることはなかった」…解任危機のレアル・マドリー指揮官に古巣CEOが持論

レヴァークーゼンのフェルナンド・キャロCEOは、現在レアル・マドリーを指揮するシャビ・アロンソ監督の状況を嘆いている。

レヴァークーゼンを2シーズン半指揮し、ブンデスリーガ無敗優勝を達成するなど見事な手腕を発揮したシャビ・アロンソ監督。今夏からレアル・マドリーの指揮官に就任すると、今季は開幕から公式戦7連勝と見事なスタートを切っていた。しかし、11月頭からは成績が悪化。10日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第6節のマンチェスター・C戦もホームで1-2と敗れ、公式戦8試合で2勝(3分け3敗)にとどまっていた。

14日のラ・リーガ第16節アラベス戦は2-1で勝利したものの、依然としてシャビ・アロンソ監督は解任の危機にさらされていることが伝えられており、年内の残り2試合の結果が去就を大きく左右すると指摘されている。そんな中、古巣レヴァークーゼンのCEOがドイツ『スカイ』でシャビ・アロンソ監督の状況に言及した。

「インターナショナルウィーク中はマドリードで過ごしたし、スタッフと2回会っているよ。素晴らしい関係を築いているからね。あの3年間は、まるで家族のようだった。私たちは彼らの試合を観戦するし、彼らもそうしてくれている。お互いに深い愛情を持っていて、非常に緊密な関係を築いているんだ」

「我々が彼に助言することはないよ。当時は残ってほしいと思っていたが、彼が並外れた監督であることもわかっている」

「確かに、マドリーでは状況が異なるね。もし会長が監督を『必要悪』だと言って、監督が自力で何かを解決しなければならず、常に批判にさらされる立場なのだとしたら、レヴァークーゼンで彼が経験した状況とは全く違う。レヴァークーゼンでは全員が同じ方向を向いており、監督を政治的に孤立させることはなかったからね」

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