vinicius tobiasGetty Images

レアル・マドリー、“もう一人のヴィニシウス”は買い取らないことに…ルーカス・バスケスと契約延長へ

レアル・マドリードは、ブラジル人DFヴィニシウス・トビアス(20)を買い取らないことを決定したようだ。スペイン『マルカ』が「“もう一人のヴィニ”は試験をパスせず」との見出しで報じている。

ヴィニシウス・トビアスは昨季、シャフタール・ドネツクからのレンタル移籍によってレアル・マドリーのBチーム、レアル・マドリード・カスティージャに加入。マドリーは現在20歳の右サイドバックが将来的にトップチームの戦力になることを期待していたが、最終的に1000万ユーロの買い取りオプションを行使することなく、シャフタールに返すことを決めた模様だ。

ヴィニシウス・トビアスは昨季、ラウール・ゴンサレス監督率いるカスティージャで活躍を見せた時期もあったが、終盤になって出場機会を失った。それでもレアル・マドリーはチャンスを与えるためにレンタル期間を延長したが、やはりラウール監督の信頼を勝ち取ることはできず。マドリーのレジェンド指揮官は、ブラジル人DFをベンチに座らせ続けている状況だ。

また『マルカ』は、ヴィニシウス・トビアスが期待に応えられなかったことで、レアル・マドリーとMFルーカス・バスケスが今季まで結ぶ契約を延長する可能性が高いとも報道。来季もトップチームの右サイドバックは、キャリア最高の時期を過ごすDFダニ・カルバハルがレギュラーを務め、おそして出場すれば確かな仕事をこなすL・バスケスが控えになりそうだという。

なおレアル・マドリーが現在、未来の右サイドバックとして大きな期待をかけるのは、アルバロ・アルベロア監督率いるユースチームに所属するDFヘスス・フォルテア(17)のようだ。フォルテアは2022年夏、アトレティコ・マドリーの下部組織からマドリーに加わった選手で、マドリーとアトレティコの間にあった“紳士協定”が失われたことを象徴する存在だった。マドリーは約1週間前に、目を見張るパフォーマンスを見せ続ける同選手との契約を2026年まで延長している。

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