Vinicius MbappeAFP

「ヴィニシウスは制御不能。エンバペは頑固な子どもじゃないが…」レアル・マドリー2人のエースに現地記者が持論

レアル・マドリーのFWヴィニシウス・ジュニオールとFWキリアン・エンバペについて、スペイン『as』の記者が分析している。

昨季からレアル・マドリーでチームメイトとなったヴィニシウスとエンバペ。前者は公式戦58試合22ゴール19アシスト、後者は59試合44ゴール5アシストと結果を残しているものの、2人の関係性についてはスペインで大きな注目を集めている。特に守備面での負担やプレースタイルなどを考慮し、共存は難しいと度々指摘されていた。

そうした中で、『as』のヘスス・ガジェゴ記者は「今季解決すべき大きな問題は(うまくいくかは見守るしかないが)、シャビ・アロンソがヴィニシウスとエンバペの関係をどう解消するかだ。チームバランスはこの2人にかかっている」とし、以下のように分析している。

「ことの発端はブラジル代表から。やや不機嫌で反逆心に燃え、契約問題も進展せず、好調であろうと不調であろうと、常にクラブに緊張を生み出している。依然として若き反逆者のままで、自分は何でもできると信じている。そしてあらゆるタイトルを獲得したにもかかわらず、なぜフランス代表FWより劣っているとされるのか理解できない。それは度々誤った方向に向かい、いつ爆発してもおかしくない」

「エンバペはフランチャイズ・プレイヤーとして重荷を背負っており、それに伴うプレッシャーを抱えている。心地よさと認められる感覚を必要としている。大切なのは、愛され、大切にされていると感じるかどうか。キリアンは頑固な子どもではない。しかし、27歳が近づく中でピッチ上の変化には慣れていない」

そのうえで、「これらの変数を踏まえて、監督は誰をどのように起用するのか、守備するのか、誰が走るのか、そして誰が出場しないかを決めなければならない。背番号7と10、どちらにより価値があるのだろうか」とし、シャビ・アロンソ監督が抱える問題を指摘している。

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