11日のラ・リーガ第35節、アウェーでのバルセロナ戦を3-4で落としたレアル・マドリー。スペイン人有識者は、この試合におけるFWヴィニシウス・ジュニオールのプレーに対して、辛辣な意見を口にしている。
レアル・マドリーに選手、下部組織の監督として在籍し、現在は人気解説者として活躍しているアルバロ・ベニート氏。今回のクラシコで、同氏はスペインのラジオ局『カデナ・セール』のコメンテーターを務めていたが、ヴィニシウスに対して非常に手厳しい意見を述べていた。
試合中、ヴィニシウスの守備意識の低さを度々指摘していたベニート氏は73分、ついに堪忍袋の緒が切れたようで、カルロ・アンチェロッティ監督に同選手をピッチから下げることを求めていた。
「しかしヴィニシウスはまったく腹立たしい。恥だ。恥ずべきことだよ」
「もう代えろ。代えてくれ。代えるんだ」
ベニート氏はまた、シャビ・アロンソ現レヴァークーゼン監督と目されるレアル・マドリー次期指揮官にとって、ヴィニシウスらの守備意識の改善は絶対に取り組まなければいけない課題としている。
「次にやって来る監督は多くの仕事を抱えることになる。何人かの選手のメンタリティーは絶対に変えなくてはいけない。ヴィニシウスのようにフットボールをプレーすることがあってはならないんだ。ただ視線を送るだけの守備をして、後方に戻ろうとしない。マークもプレスもしないなど……」
「前半は0-6にされていてもおかしくはなかった。彼にその現実を見させるべきだ。ヴィニシウスのプレーは、コパ決勝のロドリゴと同じようなものだった。歩いて、ただじっと見るだけで守ろうとしていた。とんでもないことだよ」
ベニート氏は、ヴィニシウスをはじめとしたアタッカーたちの守備意識の欠如が、チーム全体の守備の機能性を損なわせていると指摘した。
「マドリーの個々のプレーは良かった。エンバペは飛び抜けていたね。だが、やはりチームとしての組織力が欠けている」
「より競争的なチームになりたいならば、あらゆるフェーズで根本的な変化が必要だ。守備時、アタッカーたちはあまりに楽をしている。それがほかの選手たちに影響を与え、チーム全体の守備の歯車を狂わせているんだよ」




