レアル・マドリーFWヴィニシウス・ジュニオールが約2カ月半の戦線離脱を強いられることになった。
ブラジル代表として臨んだワールドカップ南米予選コロンビア戦で左足を負傷したヴィニシウス。26分にピッチから下がった同選手は、試合後に「おそらく前回と同じ怪我だと思う」と発言していた。
ヴィニシウスは8月下旬に行われたラ・リーガ第2節セルタ戦で右足大腿二頭筋を痛め、その際には約1カ月の離脱を強いられている。だが今回の負傷はその当時のものより深刻なものだった。レアル・マドリーは18日、検査結果は「遠位腱への影響を伴う大腿二頭筋断裂」と報告している。
『マルカ』などのスペインメディアによれば、ヴィニシウスの今回の離脱期間は約2カ月半となり、復帰は2024年2月頃となるようだ。この結果、同選手は1月半ばに行われるスペイン・スーパーカップ含めて、多くの試合の欠場することに。レアル・マドリーにとっては、あまりに大きな痛手となった。
なおレアル・マドリーは、10月28日に行われたクラシコ(2-1勝利)以降、負傷者が続出。その試合でMFオーレリアン・チュアメニが左足第二中足骨を疲労骨折したのを皮切りに、GKケパ・アリサバラガ(右足内転筋負傷)、MFジュード・ベリンガム(脱臼による左肩不安定症)、MFアルダ・ギュレル(今季2回目の筋肉系の負傷)、MFエドゥアルド・カマヴィンガ(右ひざ外側側副靭帯断裂)が戦線離脱を強いられた。
また彼らのほか前十字靭帯を断裂したGKティボ・クルトワ、DFエデル・ミリトン、復帰目前ではあるが大腿四頭筋断裂に苦しんだMFダニ・セバジョスも離脱中と、レアル・マドリーは合計9選手を欠く非常事態に陥っている。


