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抗議によって10回目の警告を受けたヴィニシウス…アンチェロッティ「驚きだ。ラ・リーガで最も卑劣なMFの方がカード数少ない」

29日のラ・リーガ第32節、レアル・マドリーは本拠地サンティアゴ・ベルナベウでのアルメリア戦に4-2で勝利した。カルロ・アンチェロッティ監督は、2-4で敗戦した前節ジローナ戦に続き2失点を喫したにもかかわrわず、そこまで心配はしていない様子だ。

前半にFWカリム・ベンゼマがハットトリックを達成し、さらに後半にはFWロドリゴがミドルシュートでチーム4点目を決めたマドリー。しかしながらアルメリアに2ゴールを許しており、ここ2試合で6失点と守備の不安定さも感じさせている。

だがアンチェロッティ監督はジローナ戦と断り、今回の失点に関しては深刻なものとは捉えていない様子。試合後会見で次のように語っている。

「心配はしていない。今日の失点は気を抜いたことで生まれてしまった。今回、チームは守備面に焦点を当てていたのだが、ボールを失った後に良い形でプレスを仕掛けられていた」

「確かに前半の失点後、私はロッカールームで彼らのことを怒ったが、その後もう一度ゴールを許してしまった。まあ良い教訓だし、今後の試合でこういったことは起こらないと思っている」

この試合でも相手選手のラフプレーに苦しんだFWヴィニシウス・ジュニオールは、再び抗議によって主審からイエローカードを提示されている。この件についてアンチェロッティ監督は、ヴィニシウスの抗議が意味のないものとしながらも、抗議をすることでファウルが取られなくなっていると指摘した。

「もちろん抗議をしても獲得できるものはない。しかし、彼がすでに10枚のイエローを提示されているというのは驚きだ。ラ・リーガで最も卑劣なMFでさえ10枚もカードを受けていないというのにね。彼はあまりに多くのカードを提示されていて、反対に打撃を加える方のカードはあまりに少ないんだ」

「抗議をすれば、そりゃイエローカードになるが、しかし審判というものは試合の裁き手なわけだろう? 抗議した事実がその後の展開に影響を与えてはならない。選手が抗議をしたからといって、ファウルを取らなくなるのはいかがなものだろうか」

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