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ボルダラス、レアル・マドリー疑惑の判定について…「窃盗とは思わない。だが存在しないPKが試合を左右した」

8日のラ・リーガ第20節、バレンシアは敵地サンティアゴ・ベルナベウでのレアル・マドリー戦を1-4で落とした。ホセ・ボルダラス監督は試合後、マドリーのPK判定が誤審であるとの見解を示している。



バレンシアはこの試合の前半、DFオマル・アルデレテがMFカセミロを倒してたとしてPKを献上。FWカリム・ベンゼマにシュートを決められて、マドリーの先制を許した。だがペナルティーエリア内外が微妙で、カセミロがダイブした可能性もあるなど、この判定には疑問が残る。堅守速攻がゲームプランだったバレンシアにとって、前に出ざるを得なくなる先制点を許すことは致命的であり、それもあって物議を醸している。

ボルダラス監督は試合後、その判定について次のように語った。

「タッチラインからはよく見えなかったが、ハーフタイムに確認したよ。あれは存在しないPKだった。審判がPKと解釈することもできるだろうが、しかしVARは何のためにあるのだろうか。アルデレテはあの場面で勝利したが、カセミロは器用に倒れ込み、審判が笛を吹いた。それが私の解釈だ」

バレンシアの『ツイッター』公式アカウントは「マドリーでの強盗は繰り返され始めている」と、『ネットフリックス』の大人気ドラマ“ペーパーハウス”に関連した皮肉をツイートしていた。

「窃盗とか話すことはできない。しかし、試合の行方を左右したプレーとは言える。VARがあるにもかかわらず、こういったことが起こる意味が分からない。あれは今回のように、PKではないPKで笛を吹かせないためにあるんだろう」

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