camavinga viniciusGetty Images

レアル・マドリー、バレンシアに5発大勝!ベリンガム不在もヴィニシウス&ロドリゴが2ゴールずつ記録…首位ジローナを追走

11日のラ・リーガ第13節、レアル・マドリーは本拠地サンティアゴ・ベルナベウでのバレンシア戦で5-1の大勝を収めた。

ラージョ・バジェカーノ戦(0-0)、ブラガ戦(3-0)に続くベルナベウ3連戦最後の試合バレンシア戦。ラージョ戦で肩を脱臼したベリンガムはその影響でこの試合も欠場し、アンチェロッティ監督はブラガ戦で1得点を決めるなど活躍したブラヒムを再び先発させている。スタメンはGKルニン、DFカルバハル、ナチョ、アラバ、メンディ、MFバルベルデ、カマヴィンガ、クロース、ブラヒム、FWロドリゴ、ヴィニシウス。

マドリーはキックオフから3分後、幸先よく先制に成功した。クロースが送った精度抜群のサイドチェンジをカルバハルがトラップミス。だが背番号2は、ボールが意図せず浮かんでしまったことで対面するガジャを抜くことに成功し、ペナルティーエリア手前右から力みのない左足ボレーを放って、ニアサイドに突き刺している。

リードしたマドリーはさらに8分、クロースがペナルティーエリア手前から放ったゴールをうかがったが、これはクロスバーに直撃。追加点のチャンスを逸すると、10分と15分には緩慢な守備からウーゴ・ドゥロの決定機を許したたものの、負傷したケパの代わりにゴールを守るルニンが立て続けに好守を見せて失点を回避した。

少し緩さもある試合で、マドリーが加点したのは42分のことだった。カルバハルのスルーパスからロドリゴが右サイドを突破。折り返されたボールに全速力で走ってきたヴィニシウスが飛び込むと、左胸で枠内に押し込んでいる。ゴール後、背番号7はゴールを決めた部分にある左胸のエンブレムを何度も指差していた。

2-0で試合を折り返したマドリーは後半、前に出ざるを得なくなったバレンシアを相手に得意の速攻からさらなるゴールを狙う。すると49分、50分とブラジル人の2トップが立て続けにスコアを動かした。まずヴィニシウスがペナルティーエリア手前左からグラウンダーのシュートを突き刺すと、その直後にはママルダシュビリのパスを奪ったロドリゴがエリア内から同じく右足でボールを叩いてネットを揺らしている。ヴィニシウスはこれが今季公式戦6点目(ラ・リーガ4点目)、ロドリゴは公式戦4点目(ラ・リーガ2点目)。

4点差として、パスを回す際に「オーレ!」のかけ声も起こるベルナベウ。アンチェロッティ監督は59分に、ママルダシュビリとの接触で腰を痛めた様子のバルベルデを下げてモドリッチを投入。38歳のクロアチア代表MFはまたも喝采を浴びながらピッチに立った。イタリア人指揮官はさらに71分、ブラヒム&メンディをルーカス・バスケス&フラン・ガルシアに代え、L・バスケスが本職の右サイドハーフ、F・ガルシアが左サイドバックを務めている。

中盤に右からルーカス・バスケス、カマヴィンガ、クロース、モドリッチを並べる4-4-2システムを使用したマドリーは、その後もバレンシアを圧倒し続ける。アンチェロッティ監督は81分にヴィニシウス&カルバハルをホセル&ニコ・パスに代えて交代カードを使い切った。

そして84分、マドリーがマニータ(5得点)を達成。クロースのスルーパスからF・ガルシアが左サイドを抜け出し、ペナルティーエリア内に横パス。これを受けたロドリゴがパウリスタを縦に抜いて、左足のシュートでママルダシュビリを破っている。「跳べベルナベウ!」や「アシ、アシ、アシ・ガナ・エル・マドリー(マドリーはこう勝つ)!」などのチャントが歌われる中、88分にはウーゴ・ドゥロに1点を返されたマドリーだったものの、4点リードで試合終了のホイッスルを迎えた。

2試合ぶり勝利の2位マドリーは、同日にラージョを下した首位ジローナとの勝ち点2差を維持している。

広告

ENJOYED THIS STORY?

Add GOAL.com as a preferred source on Google to see more of our reporting

0