レアル・マドリーFWエンドリッキは、チームでのポジション争いに意欲を燃やしているようだ。
昨夏にレアル・マドリーのトップチームの一員となったエンドリッキ。若くしてブラジル代表デビューを果たすなど大きな期待を集めたストライカーだったが、ポジション争いで後塵を拝し、先発の機会はほとんど得られず。公式戦37試合出場7ゴールに終わると、ケガによりクラブワールドカップも全試合欠場していた。
そんな19歳FWだが、現在は復帰に近づいている模様。スペイン『as』によると、エンドリッキは9月のインターナショナルウィーク明けに予定されるラ・リーガ第4節レアル・ソシエダ戦の復帰を目指しているという。
そのうえで『as』は、エンドリッキにとって「今季は重要な1年になる」と指摘。今夏の移籍市場では複数のレンタルオファーが届いたものの、選手側がすべて拒否。レアル・マドリーで実力を証明することを決心しているようだ。シャビ・アロンソ監督にアピールし、昨季よりも出場機会を増やすことを熱望しているとのこと。また、来年夏のワールドカップにブラジル代表として出場することを「最大の夢」としており、そのためにも10月と11月のインターナショナルウィークに向けてアピールしたいと考えていると伝えられている。
一方レアル・マドリーでは、クラブワールドカップで大活躍を見せたFWゴンサロ・ガルシアもトップチームに昇格したことで、ポジション争いはさらに激化している。それでも『as』は、エンドリッキが今季から「9番」を着用することは「決して些細なことではない」とも指摘した。今後の動向に注目が集まっている。


