レアル・マドリーは、今夏の移籍市場で超大型補強を画策しているようだ。
今季ラ・リーガ優勝はバルセロナに譲ったものの、史上最多15度目の欧州制覇へ向けてチャンピオンズリーグ(CL)準決勝に進んでいるレアル・マドリー。そんな中、来季へ向けてすでに補強に動いており、中でもイングランド代表MFジュード・ベリンガム(ドルトムント)争奪戦ではポールポジションにつけていると伝えられている。
そして『スカイスポーツ』は、ベリンガムとの交渉は進んだ段階にあると指摘。正式なオファーはまだだが、レアル・マドリーが獲得へ向けて前進していると分析している。
さらに同メディアは、レアル・マドリーは今夏ベリンガム以外にも2人のビッグネームを狙うと報道。昨夏にも大きな話題となったキリアン・エンバペ(PSG)、そしてアルフォンソ・デイヴィス(バイエルン)がターゲットになっているという。
昨年には契約間近に迫りながらも獲得を逃したエンバペだが、PSGと結んだ新契約は2年+1年の延長オプションであり、オプションを行使するかどうかは選手に委ねられている模様。そのため今季終了後には契約期間が残り1年間となり、さらに来年1月には国外クラブとフリー移籍に向けて事前交渉が可能になる。PSGは“アンタッチャブルな存在”だと考えているようだが、夏に移籍する可能性も残っているようだ。
そして左サイドバックの補強候補として、デイヴィスもリストアップしたという。レアル・マドリーは現在エドゥアルド・カマヴィンガを同ポジションで起用しており、フェルラン・メンディの放出を考慮。そこで長年関心を寄せるデイヴィスの獲得を検討しているようだ。しかし契約は2025年まで残っているが、バイエルンは“非売品”として新契約締結へ動いており、交渉は難航が予想されている。
近年は時代を彩るスター選手の獲得を実現できていないレアル・マドリー。今季終了後、超大型補強に動く可能性はあるのだろうか。


