Miguel Gutiérrez Davies(C)Getty Images

レアル・マドリー、今季大ブレイクのジローナDFを13億円で買い戻し可能?デイヴィスとも交渉継続か

レアル・マドリーの左サイドバック補強について、『The Athletic』が現状を分析している。

今季はラ・リーガ23試合を終えて首位を走り、チャンピオンズリーグではグループステージを首位突破、1月のスーペルコパ・デ・エスパーニャでも優勝を飾ったレアル・マドリー。順調な戦いを続けているが、現地ではDFラインの選手層には疑問の声が上がっている。特に左サイドバックはフェルラン・メンディがケガがちのため、度々補強の必要性が指摘されてきた。

そんな中、『The Athletic』のマリオ・コルテガナ記者がレアル・マドリーの左サイドバック補強について分析。カルロ・アンチェロッティ監督らスタッフはメンディの守備クオリティを高く評価しているものの、攻撃面と負傷離脱の多さに不満を抱えており、さらに現行契約が来シーズン終了後までとなっていることからも将来は不透明なようだ。さらにフラン・ガルシアは、パフォーマンス面でスタッフを納得させられていないという。

そしてレアル・マドリーは、ジローナDFミゲル・グティエレスの買い戻しを検討している模様。下部組織出身であり2022年夏に移籍するまでトップチームで10試合プレーした22歳DFだが、今季首位争いを繰り広げるジローナで公式戦27試合1ゴール5アシストと大ブレイク。その活躍が大きな注目を集めていた。

『The Athletic』によると、レアル・マドリーは2022年夏に放出する際に買い戻しオプションを設定。2024年夏は800万ユーロ(約13億円)、2025年夏は900万ユーロ(約15億円)、2026年夏は1000万ユーロ(約16億円)の金額に設定されているという。なお、他クラブに対するグティエレスの契約解除金は3500万ユーロ(約56億円)のようだ。アンチェロッティ監督はそのプレーを高く評価し、復帰を歓迎しているという。一方で指揮官は、ヴィニシウス・ジュニオールやジュード・ベリンガムがピッチ上でグティエレスと同じエリアを好んでプレーすることも認識しているようだ。

また、レアル・マドリーはカナダ代表DFアルフォンソ・デイヴィスとも交渉を続けているという。すでに代理人と何度も話し合いを行っており、バイエルンとの契約を延長しないように要請しているようだ(現行契約は来シーズン終了まで)。これにより今年夏に移籍金を減額できる他、契約満了後のフリー獲得を狙っている模様。一方でバイエルンは、契約延長に向けて今後数週間以内に話し合いを行うと伝えられている。

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