Xabi AlonsoGetty Images

レアル・マドリー、Bチームの18歳MFが注目集める…スペイン紙「あれだけ希求したゲームメーカーはすでにクラブにいたのかも」

レアル・マドリーのBチーム、レアル・マドリー・カスティージャに所属するチアゴ・ピタルチ(18)が、トップチームでも通用する逸材と期待を集めている。

モロッコにルーツを持つマドリー出身MFピタルチは、ヘタフェ、アトレティコ・マドリー、レガネスの下部組織を経てからレアル・マドリーに入団。フベニールB(U-18)に所属していた昨季、フベニールA(U-19)を率いるアルバロ・アルベロア監督に登用されると、今季同指揮官に連れられる形でカスティージャに昇格している。

インサイドハーフとしてゲームメークができ、2列目からの飛び出しも強みとするピタルチは、今夏カスティージャのプレシーズンマッチ2試合で存在感を発揮し、その後シャビ・アロンソ監督率いるトップチームにも呼び寄せられている。そして先に行われたレガネスとのテストマッチ(4-1)でピッチに立つと、いきなりゴールを決める活躍を披露した。

注目の的となっているピタルチだが、スペイン『マルカ』はこの18歳MFが、シャビ・アロンソ監督が獲得の必要性を訴え続けた待望のゲームメーカーである可能性を指摘している。

「マドリディスモ(レアル・マドリー主義)が希求し続けたゲームメーカーは、すでに我が家にいたのかもしれない」

「下部組織のチームとトップチームの差は、みかけよりはないのかもしれない。少なくともピタルチにとってはそうだ。数回の練習とレガネスとのテストマッチをこなすだけで、彼の実力は真剣に考慮されることになった。その年齢に似つかわしくない落ち着きを備えるMF。時間を支配し、的確なポジションを見せ、エレガントなプレーでチームの攻撃をつなげる選手だ」

なおレアル・マドリーは12日に親善試合WSGティロル(オーストリア)戦に臨むが、シャビ・アロンソ監督はもれなくピタルチも遠征メンバーに含めている。

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