レアル・マドリーは29日、MFオーレリアン・チュアメニが負傷によって戦線離脱することを発表した。
レアル・マドリーはチュアメニが左足第2中足骨を疲労骨折したことを発表。スペインメディアなどによれば手術の必要はなく、保存療法で最長6週間の戦線離脱となるようだ。
レアル・マドリーにとってチュアメニは、チーム唯一の純粋なアンカー。彼の離脱はカルロ・アンチェロッティ監督にとってやはり大きな痛手であり、なおかつ代役を務められそうな選手がMFエドゥアルド・カマヴィンガであるというのも、問題をややここしくしそうだ。
レアル・マドリーは現在、左サイドバックに問題を抱えている。DFフェルラン・メンディがクラシコで再び負傷し、DFフラン・ガルシアがアンチェロッティ監督からの信頼を失い起用されなくなっている状況で、カマヴィンガを同ポジションで起用していくことが最適解という見方が強くなっていた。
クラシコでも後半途中から左サイドバックとして出場し、大きな輝きを放ったカマヴィンガ。もし予想されるようにチュアメニの代役を務めることになれば、マドリーは次に左サイドバックが手薄になりそうだ。
攻撃的な貢献が少なくていいならば、DFダビド・アラバかDFナチョを左サイドバックとして起用する可能性もありそうだが、果たしてアンチェロッティ監督はどのようにやり繰りしていくのだろうか。


