20190720_Takefusa Kubo_Real Madrid(C)Getty Images

レアル・マドリー、出場機会確保のため久保建英はレンタルか…ソシエダ有力、次点でマジョルカとも

レアル・マドリーMF久保建英は、新シーズンもローンで新天地を求めるようだ。スペイン『オンダ・セロ』が伝えた。

2019年夏にレアル・マドリーに加入した久保。同年にマジョルカへのレンタルで経験を積み、昨シーズンも前半はビジャレアル、後半はヘタフェでプレーした。そして現在はU-24日本代表としてオリンピックで大活躍中。これにより、一部のスペインメディアでは新シーズンこそレアル・マドリーでプレーするとも伝えていた。

しかし『オンダ・セロ』によると、久保は「プレー時間の確保とレアル・マドリーの将来的なプランに適合するかの確認」のために新シーズンもレンタルされる模様。そして、新天地はラ・リーガのクラブになると予想されている。

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21歳の日本代表MFに興味を持つスペイン勢は複数あり、レバンテやアラベスといったクラブも手を挙げるようだが、レンタル費用として300万ユーロ(約4億円)の支払いをレアル・マドリーが求めることから実現する可能性は低いという。さらに、オランダの強豪アヤックスも興味を持つが、選手自身がスペインでプレーすることを希望しているようだ。

そんな中で同メディアによると、新天地の有力候補に挙がるのがレアル・ソシエダとマジョルカ。前者のクラブは後者よりもスポーツ面での目標が高く、選手自身にとって魅力的だという。しかし、右ウィングのポジション争いは熾烈で、ポルトゥやアドナン・ヤヌザイがライバルに。それでも、カルロス・フェルナンデスが負傷したことでポルトゥがトップ下でプレーする可能性があることから、実質ヤヌザイとの定位置争いになるようだ。

一方で、マジョルカ行きの可能性もゼロではない様子。『オンダ・セロ』は、2019-20シーズンを過ごしたことから、チームメイトのことをよく知っているメリットがあることを指摘。さらに現段階で最も成功した移籍でもあり、昨シーズンのように出場機会を減らさないためにも、マジョルカ帰還を2番目のオプションにすることも十分に考えられると伝えられている。

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