RodrygoGetty Images

レアル・マドリー、ロドリゴの2発でセビージャに逆転勝利!3位アトレティコに暫定で勝ち点4差をつける

レアル・マドリーは27日にラ・リーガ第37節、敵地サンチェス・ピスフアンでのセビージャ戦に臨み、2-1の勝利を飾った。

アトレティコ・マドリーとの2位争い、そして誇りをかけてラ・リーガの残り試合を戦っているマドリー。アンチェロッティ監督はGKクルトワ、DFルーカス・バスケス、ミリトン、アラバ、メンディ、MFモドリッチ、チュアメニ、クロース、FWバルベルデ、ロドリゴ、セバージョスを起用している。

試合はキックオフから2分後に動く。動かしたのは、来週ミッドウィークにヨーロッパリーグ決勝を控えるセビージャ。左サイドから攻撃を展開し、ブライアン・ヒルのシュートがミリトンに当たって跳ね返ると、このボールをラファ・ミルが押し込んだ。

ビハインドを負ったマドリーはボールを保持して攻撃に出たが、崩しのアイデアを欠いてシュートチャンスまでは迎えられず。ポゼッション率ばかりが膨れ上がった。だが28分、ペナルティーエリア手前左でフリーキックのチャンスを得ると、これを物にする。キッカーのロドリゴが壁ではなくGKボノの方を狙ってシュートを放ち、低空の勢いあるボールが枠内右に収まった。

後半、アンチェロッティ監督は54分に1枚目の交代カードを切り、負傷したバルベルデの代わりにカマヴィンガを投入。さらに65分にはメンディをアルバロ・ロドリゲスに代え、カマヴィンガを左サイドバックとした。

そして69分、マドリーが逆転ゴールを獲得した。セビージャのフリーキックのクリアから自陣でモドリッチ、クロースとボールをつなぎ、クロースが敵陣に向けて超精度のスルーパス。これを受けたロドリゴがペナルティーエリア内に入り込み、まるでフットサルのような細かいフェイントを繰り返してから右足でボールを叩き、ネットを揺らした。

ついにスコアをひっくり返したマドリーはセビージャの反撃を受けつつ、速攻から3点目を狙う。83分にはセバージョスに足裏タックルを仕掛けたアクーニャが一発レッドで退場となり、数的にも優位に立った。

マドリーは1点リードを維持したまま試合終了のホイッスルを聞き、2連勝。翌日にレアル・ソシエダ戦を控える3位アトレティコ・マドリーに暫定で勝ち点4差をつけている。

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