rodrygoGetty Images

レアル・マドリー、ロドリゴが左サイドで輝く!ドリブル成功率でヴィニシウスを約10%上回る

レアル・マドリーのブラジル代表FWロドリゴは、やはり左サイドで最も輝きを放てるのかもしれない。スペイン『アス』が報じている。

同胞の先輩FWヴィニシウス・ジュニオールの負傷によって、右サイドから左サイドにプレーポジションを移したロドリゴ。左ウィングが本職であることは知られていたが、やはりそちらのサイドの方で真価を発揮している。

26日のラ・リーガ第14節カディス戦(3-0)で、左サイドから内へのカットインから2ゴールを決めるなど、ヴィニシウス不在のここ4試合で4得点と抜群の決定力も発揮しているロドリゴだが、それだけでなくドリブル突破でも大きな存在感を発揮。無得点に終わった9日の第16節ベティス戦(1-1)では合計15回ドリブル突破を試みて、何と10回を成功させている。

10回のドリブル突破成功は、ヴィニシウスが第12節ラージョ戦(0-0)で記録した回数と並び、今季のレアル・マドリーで最多タイとなる。なおかつ、ヴィニシウスは17回とロドリゴより2回多くドリブルを仕掛けていた。

ロドリゴとヴィニシウスの今季のドリブル突破を比較すると、突破を試みた回数はロドリゴが95回、ヴィニシウスが94回で、成功回数はロドリゴが48回(成功率51%)、ヴィニシウスが38回(40%)とロドリゴに軍配が上がる。またシュートについては、ロドリゴが65本のシュートを放ってその内25本を枠内に飛ばし、ヴィニシウスの合計シュート数が33本で枠を捉えたのは12本となっている。

もちろん、一概にドリブルの成功数や枠内シュートの本数だけで選手の能力は語ることはできない。ヴィニシウスの常にドリブルを仕掛け続ける姿勢が、相手DFにとって厄介極まりなことも考慮すべきだろう。

しかし右サイドに寄ってプレーしていたシーズン序盤に批判を浴び続けたロドリゴが、左サイドでその頃とは比べ物にならない活躍を見せていることは間違いない。来年初頭にヴィニシウスが復帰する際には、どちらが左サイドでプレーすべきかが議論されることになるかもしれない。

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