レアル・マドリーFWロドリゴが、今季限りで同クラブを退団することが決定したFWカリム・ベンゼマについて語っている。
マドリーは5日にベンゼマの退団を発表。同日に行われたラ・リーガ最終節アスレティック・ビルバオ戦(1-1)後、スペイン『モビスタール・プルス』とのインタビューに応じたロドリゴは、偉大なる先輩FWとの別れについて、次のような心境を述べている。
「マドリディスモ(レアル・マドリー主義)にとって悲しい日だ。多くの別れがあったが、特にベンゼマとの別れは悲しいね。彼が点を取ってくれて、チームに勝利をもたらしてきたんだ」
「カリムがいなくなることで、僕が一歩を踏み出さなければいけない? 当たり前のことだと思う。僕はここに到着してから、そのために努力を重ねてきた。シーズン毎に自分の責任が重くなることは分かっていたんだ。カリムがいようがいまいが、僕はプレーを向上させなくちゃけない」
「僕は成長を続けてきた。今季より多くのゴールを決めたのは、より出場機会を得ることができたからだ。それは当たり前のことで、僕が期待していることでもあるんだよ」
今季ベンゼマが欠場するときには、代わりにセンターフォワードでプレーしてきたロドリゴ。だが同ポジションでプレーし続けることには否定的な考えを示した。
「アンチェロッティはたまにそのポジションで僕を起用する。でも本当のことを言えば、前線のポジションではそこが一番好きじゃない。監督が必要と考えるなら、たまにはプレーしてもいいけど、だけど常に務めるのは無理だ(笑)」


