レアル・マドリーは27日のラ・リーガ第37節、敵地サンチェス・ピスフアンでのセビージャ戦に2-1で勝利を果たした。この試合で衝撃的な2ゴールを決めたFWロドリゴは、勝利と得点のどちらも喜んでいる。
FWヴィニシウス・ジュニオール、FWカリム・ベンゼマが不在のマドリーだったが、ロドリゴが彼らの穴を埋めて余りある衝撃を与えた。22歳のブラジル代表FWはまず29分、ペナルティーエリア手前からのFKで、壁ではなくGKボノの方へシュートを放って1-1とするゴールを獲得。セビージャの守護神の一瞬の隙を突き、鋭い地を這うボールを枠内に突き刺した。
そして69分には速攻からMFトニ・クロースのスルーパスを受けてペナルティーエリア内に侵入すると、DFゴンサロ・モンティエルを足先のフェイントで2〜3度翻弄し、そこから右足のシュートでネットを揺らしている。マドリーはロドリゴのこの2ゴールで逆転勝利を果たし、今節も2位の座を維持した。
これで今季記録を19得点11アシストとして、30得点に関与したロドリゴは試合後、スペイン『DAZN』とのフラッシュインタビューで次のように語っている。
「僕たちはこの勝利にとても満足している。自分が決めた2ゴールのどちらが好きか? どちらも良いゴールだったね。フリーキックからゴールするのはいつも特別だけど、長い間決めていなかった。僕たちはいつもフリーキックの練習をしていて、誰が蹴るかを話し合っているんだ」
ロドリゴはその一方で、後半途中に交代させられたことには、少しの不満をちらつかせている。
「アンチェロッティにちょっと怒っていたよ。もう1点決めてハットトリックを達成したかったからね。まあ、なんてことないよ。アンチェロッティは『もう十分だ。私たちは勝ったんだ』と言っていたね」




