Rodrygo Real Madrid 2025 FIFA Club World CupGetty

右ウィングのポジションが消失したレアル・マドリー…出場機会激減のロドリゴに獲得オファーは届いていない模様

レアル・マドリーFWロドリゴに対して、現時点で他クラブからの獲得オファーは届いていないようだ。スペイン『マルカ』が報じている。

シャビ・アロンソ監督が新たに率いるレアル・マドリーで、ロドリゴは難しい立場に置かれている。同指揮官はレヴァークーゼン時代のシステム3-4-1-2を継続して使用し、2トップにはFWヴィニシウス・ジュニオールとFWゴンサロ・ガルシアを起用。昨季までの基本システムである4-3-3におけるロドリゴの定位置、右ウィングのポジションは消失し、同選手はベンチに座る日々を過ごしている。

2トップのポジションでは急性胃腸炎に苦しんだFWキリアン・エンバペ、センターフォワードが本職のFWエンドリッキもおり、ロドリゴが今後出場機会を得るのは難しいかもしれない。そのために移籍の噂は絶えず、最近にはアーセナルなどプレミア勢からの興味が報じられている。

だが『マルカ』がレアル・マドリーの関係者から聞いた話によれば、現時点において、ロドリゴに対してはどんな獲得オファーも届いていないとのことだ。

レアル・マドリーは「どんな選手のことも引き留めず、市場価格に適切な申し出があれば検討をする」というクラブの方針によって、ロドリゴに届くオファーには耳を傾ける考えがある様子。だがクラブ関係者は「彼はマドリーの選手であり、チームの力にならなくてはならない」と話すなど、ロドリゴを戦力として計算していることも強調しているようだ。

なおレアル・マドリーはサントスに移籍金4500万ユーロを支払い、2018年にロドリゴを自クラブに引き入れた。現在、同選手の市場価格は8000万ユーロと、約2倍まで上昇している。

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