レアル・マドリーは26日にラ・リーガ第26節、敵地バジェカスでのラージョ・バジェカーノ戦に臨み、1-0の勝利を収めた。
GKクルトワ、DFカルバハル、ミリトン、ナチョ(アラバ負傷)、メンディ、MFモドリッチ、カセミロ、クロース、FWアセンシオ、ベンゼマ、ヴィニシウスを先発させて、このダービーに臨んだマドリー。立ち上がりからボールを保持して攻め込んでいったが、ジダン氏次男の自クラブ出身GKルカ・ジダンが好セーブを連発して、ゴールを奪うことができない。
スコアレスで試合を折り返したマドリーは、後半も相変わらず攻めあぐね続ける。アンチェロッティ監督はカセミロをバルベルデ、アセンシオをロドリゴと交代させてテコ入れ。その後もあきらめずにラージョを圧迫し続けると、ベンゼマとヴィニシウスのコンビネーションが炸裂した。
83分、ベンゼマのスルーパスからヴィニシウスがペナルティーエリア内に侵入。L・ジダンを眼前にボールを折り返し、フリーで中央に駆け込んでいたベンゼマがネットを揺らしている。フランス代表FWは、これが今季ラ・リーガ19点目(8アシスト)。2位ラウール・デ・トマスに6点差をつけて得点ランク首位を快走している。
アンチェロッティ監督は先制後、モドリッチ&ヴィニシウスを下げてカマヴィンガ&セバジョスを投入。ラージョの反撃を退けて、1点リードのまま試合終了のホイッスルを迎えた。連勝の首位マドリーは勝ち点を60として、翌日にベティスとのダービーに臨む2位セビージャに勝ち点9差をつけている。




