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レアル・マドリーのBチーム、レアル・マドリー・カスティージャを率いるラウール・ゴンサレス監督が、21歳DFラウール・アセンシオのトップチームデビューについて語っている。
ラウール監督率いるカスティージャの守備の要ラウール・アセンシオは、ラ・リーガ第13節オサスナ戦(4-0)でトップチームデビュー。前半途中に負傷したDFエデル・ミリトンとの交代でピッチに入ると、手堅い守備のほか、ロングフィードでMFジュード・ベリンガムのゴールをお膳立てするなど見事な活躍を披露している。
自身もレアル・マドリーのカンテラ(下部組織)出身で、トップチーム昇格後にクラブの象徴として活躍したラウール監督は、ラウール・アセンシオのデビューを喜んでいるようだ。17日の会見で、次のように語っている。
「アセンシオのトップチーム参加は、マドリーのカンテラーノ(下部組織出身選手)たちに対してプラスに作用するだろう。彼らにトップチームに到達できるという期待を与えられるし、バルセロナのカンテラとの比較にも反論し得るものとなる」
ラウール監督はレアル・マドリーのカンテラが「最高」の組織と強調。足りないのは、バルセロナのようにトップチームで積極的に登用することとの見解を示している。
「マドリーのトップチームの要求は厳しく、簡単ではない。しかし私は、マドリーのカンテラーノたちには準備ができていると思っている。単純に状況的にチャンスをもらえないだけで、ほかのクラブならば状況が違うために登用されているだろう」
「はっきりしているのは、マドリーのカンテラは最高だということ。これからもトップチームでプレーできる逸材を輩出していくだろう。たとえ世界最高の選手たちをかき集めているトップチームで居場所をつくるのは、困難だとしてもね」


