Raul-Asencio(C)Getty Images

レアル・マドリー、ラウール・アセンシオとの2031年までの契約延長に合意した模様!契約解除金は“売却不可”を意味する1700億円に

レアル・マドリーとDFラウール・アセンシオ(22)との契約延長交渉が合意に達したようだ。スペイン『アス』や『カデナ・セール』が報じている。

レアル・マドリーとアセンシオは、2026年まで結んでいた契約を2031年まで延長することで合意した模様。年俸は今季の活躍を受けて大幅に引き上げられ、なおかつ契約解除金は売却不可を意味する10億ユーロ(1700億円)に設定されることになるようだ。

レアル・マドリードのBチーム所属だったラウール・アセンシオは今季、負傷者が続出したトップチームで活躍。一切物怖じしない性格、アグレッシブな守備、正確なフィードを武器に、カルロ・アンチェロッティ前監督が率いたチームで居場所を確保した。移籍専門サイト『トランスファー・マルクト』における市場価値は、30万ユーロから4000万ユーロまで跳ね上がっている。

なおラウール・アセンシオは現在、未成年の性的映像を流布した嫌疑にかけられており、こちらの成り行きにも注目が集まっている。

2023年、当時レアル・マドリードの下部組織に所属していた3選手(アンドレス・ガルシア、フェラン・ルイスフアン・ロドリゲス、いずれもすでにクラブを退団)は、未成年女性および一般女性との性行為を無断で撮影して、それを公開した罪に問われた。そしてラウール・アセンシオは性行為や撮影に関与していなかったものの、その映像を受け取り、未成年が映っていたことを認知しながら第三者と共有した嫌疑にかけられている。未成年女性の弁護側は、スペインで認められる私人追訴で、懲役4年や賠償金を求めている状況だ。

『マルカ』曰く、ラウール・アセンシオは5月中旬頃に裁判所から捜査期間の終了および、刑事手続きを進めていく旨を通知され、そのタイミングで弁護士を変更した模様。これまで契約していた弁護士フアンゴ・オスピノ氏とは決別し、これからはレアル・マドリーの法務担当アルフォンソ・モラレス・カンプルビ氏が弁護を行うことになるという。つまり今後は、レアル・マドリーがラウール・アセンシオのことを守っていくようだ。

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