レアル・マドリーは、チャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦の組み合わせが再抽選となったことに憤慨しているようだ。
日本時間13日20時から始まったCL抽選会では、ベンフィカとの対戦が決定したレアル・マドリー。だが同抽選会において、ビジャレアルの対戦相手を決める際にグループステージで同居していたため除外されるべきのマンチェスター・Uのボールが混入し、担当したアンドレイ・アルシャビン氏が実際に引き当てるハプニングが発生。さらにアトレティコ・マドリーの対戦相手を決定する際には、可能性のあったマンチェスター・Uのボールが除外され、グループステージで対戦済みのリヴァプールのボールが混入していた。
これを受けたUEFA(欧州サッカー連盟)は「ソフトウェアのエラー」があったとして、日本時間同日23時に全カードを対象に抽選会をやり直すことを発表。自分たちの対戦相手も変えることに猛抗議したとされるレアル・マドリーは、結局はベンフィカからパリ・サンジェルマン(PSG)に対戦相手が変更されている。
スペイン最大手通信社『EFE』によれば、レアル・マドリーはこの再抽選をいまだ認められず、憤慨しているとのこと。UEFAの「ソフトウェアのエラー」ではないことを指摘しつつ「受け入れられることではないし、明らかな歪曲行為だ」と話しているとのことだ。
なおレアル・マドリーはスーパーリーグの創設を目指していることでUEFAと、FWキリアン・エンバペの獲得を巡ってPSGと対立していることで知られている。


