alabaGetty Images

レアル・マドリーがアラバ、アセンシオ、L・バスケス弾でオサスナ撃破!ラ・リーガ優勝に必要な勝ち点は残り5節でわずか「4」に

レアル・マドリーは20日にラ・リーガ第33節、敵地エル・サダールでのオサスナ戦に臨み、3-1の勝利を飾った。

第32節ではセビージャを得意の劇的逆転勝利で破ったマドリー。残りの勝ち点18の内7を獲得すれば、無条件に優勝を決めることができる状況だ。アンチェロッティ監督はこのオサスナ戦でメンディやカセミロらを負傷で欠くほか、モドリッチを休ませるために招集外としてクロース&ヴィニシウスもベンチスタートに。GKクルトワ、DFルーカス・バスケス、ミリトン、アラバ、ナチョ、MFバルベルデ、カマヴィンガ、セバジョス、FWアセンシオ、ベンゼマ、ロドリゴをスタメンとしている。

前半、マドリーはやはりモドリッチ&クロースがいないことでビルドアップがおぼつかない。しかし断続的でもあっても、個々の技量がキラリと光る瞬間がある。今回はまず、セットプレー戦術からその技量を発揮して、スコアを先に動かした。12分に迎えた左サイドからのフリーキックで、アセンシオがすぐ横のセバジョス、セバジョスがペナルティーエリア内右のベンゼマにパス。ベンゼマがこのボールをダイレクトで中央に折り返すと、最後にアラバがゴールネットを揺らしている。

先制したマドリーだが、その2分後には失点。モンカジョラの極上のサイドチェンジを受けたチミ・アビラの折り返しから、ブディミルにネットを揺らされた。すぐさまスコアをタイに戻されたマドリーだったものの、45分には勝ち越して、1点リードで試合を折り返す。カマヴィンガの浮き球からセバジョスがペナルティーエリア内左に侵入。シュートはGKセルヒオ・エレーラに弾かれたものの、こぼれ球をアセンシオが押し込んだ。

アンチェロッティ監督はハーフタイム、前半終了間際に負傷したアラバとの交代でカルバハルを投入。迎えた後半には、51分にチミ・アビラのハンド、57分にナチョ・ビダルのファウルで立て続けにPKを獲得するが、キッカーのベンゼマが蹴った2本のシュートはどちらもS・エレーラに弾かれてしまった。

アンチェロッティ監督は70分、負傷したセバジョスとの交代でクロースを投入。また72分には、攻守にわたって抜群のパフォーマンスを見せていたカマヴィンガも下げてイスコもピッチに立たせた。が、その後もリードを広げることができない。1点差の危険な状況で、90分にはロドリゴとの交代でヴィニシウスも登場。すると95分、自陣で華麗なルーレットを見せたベンゼマのスルーパスからヴィニシウスが左サイドを突破し、彼のお膳立てからL・バスケスがゴールを記録。試合終了間際に、ようやくオサスナにとどめを刺している。

4連勝のマドリーは2位アトレティコ・マドリーに勝ち点17差、3位バルセロナ(2試合未消化)&4位セビージャ(1試合未消化)に勝ち点18差をつけて首位を独走。あと勝ち点4を獲得すれば、優勝を決められる。

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