Raul GonzalezGetty Images

中井卓大所属のレアルBチーム、来季もラウール監督が指揮…スペイン紙「期待に応えられなかった選手たちは他クラブで出場機会を探さなくてはいけない」

レアル・マドリーのBチーム、レアル・マドリー・カスティージャは、来季もラウール・ゴンサレス監督が率いることになるようだ。スペイン『マルカ』が報じている。

25日のラ・リーガ2部昇格プレーオフ決勝2ndレグ、アウェーでのエルデンセ戦を3-3(2試合合計4-4)のドローで終え、スペインリーグ3部の順位によって惜しくも2部昇格を逃したカスティージャ。今季で同チームを率いて3シーズン目となったラウール監督だが、どうやら4シーズン目の挑戦にも臨むようだ。

レアル・マドリーはフロレンティーノ・ペレス会長からカンテラ(下部組織)の責任者マヌエル・フェルナンデス氏まで、生え抜きのクラブレジェンドであるラウール監督に絶対的な信頼を置いている様子。2部昇格を逃したことは残念に思っているものの、同指揮官のもとで複数の選手たちが大きな成長を遂げたことには、大きな満足感を得ているようだ。

またラウール監督も自身の“家”とも称せるマドリーで、カスティージャを率いていることに幸せと満足感を得ている模様。ここ数カ月間、カンテラの責任者たちと来季のチーム構想について話し合ってきたとのことだ。またトップチームを率いるカルロ・アンチェロッティ監督もラウール監督を全面的に信頼しており、カスティージャの選手をトップチームでプレーさせることなど、一緒に決定を下してきたという。

『マルカ』はまた、来季カスティージャのチーム構想について「セルヒオ・アリバスをはじめとして多くの選手たちがカスティージャでのサイクルを終えた一方、期待に応えられなかった選手たちもいた。彼らはレンタルや完全移籍によって、ラウールの指揮下で手にできなかった出場機会を探さなくてはいけない」と記載。今季リーグ戦でわずか5分間(2試合)の出場にとどまった日本人MF中井卓大(19)の去就も気になるところだ。

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