クラシコで0-4の大敗を喫したレアル・マドリーだが、DFナチョは自分たちに慢心があった可能性を指摘している。
20日のクラシコで、チャビ・エルナンデス監督率いるバルセロナに終始圧倒されて敗戦したマドリー。試合後、スペイン『モビスタール・プルス』とのフラッシュインタビューに応じたナチョは、バルセロナに勝ち点15差をつけていた状況でのクラシコに、自分たちが気を緩めてしまった可能性を指摘している。
「僕たちのひどい試合、バルセロナのとても良い試合だった。結果がすべてを物語っている。今季最低の試合の一つになった。おそらく、僕たちは順位表の差を目にして気を緩めてしまった。ああいった形で取り組むべき試合ではなかった。真逆だったんだよ。僕たちは悲しみに暮れている。クラシコで負けるときには、いつも大きな痛みが伴うんだ。でも、僕たちはここまで良いシーズンを過ごしてきたし、だから首位に立ち続けていられる」
「マドリーが見知らぬチームになった理由? 分からない。何を言えばいいか分からないよ。僕たちはあらゆるフェーズで良くなかった。前も後ろも、ボールを保持しても最初からまったく快適じゃなかった。結果がすべてを物語っている。最悪の試合だよ。クラシコで負けるのは本当に辛いが、でも僕たちは首位のままだ」
「モドリッチの偽9番起用の意図? すべてがひどかった。最初からだ。ハーフタイム後も、すぐさま2点を決められてしまった。モドリッチを前に置いて、もう少しボールを持ちたかったが、でもあらゆる時間帯で快適さなんてこれっぽっちも感じなかった。バルサは素晴らしい試合を演じたよ。僕たちの全ラインを消し去った。祝福しないとね。まだリーガは多くの試合が残されている。僕たちは首位で、ずいぶんと勝ち点差をつけているし、すべては自分たち次第なんだ」
「精神的にきつい敗戦だ。でも、僕たちはシーズンを通して差をつけているし、今はこれを維持しなくてはならない。ここからの数日間は最悪だけど、でも僕たちはレアル・マドリーだ。立ち上がらなくちゃいけない。すべては僕たち次第なんだよ。まだ戦うべき試合があるんだ」




