レアル・マドリーは16日にスペイン・スーパーカップ決勝アスレティック・ビルバオ戦に臨み、2-0の勝利で2年ぶり通算12回目の同大会優勝を果たした。この試合の先制点を記録したMFルカ・モドリッチは、新たなタイトル獲得への喜びを表している。
37分に強烈な右足ミドルシュートを突き刺してチームに先制点をもたらしたモドリッチは、この一戦のMVPにも選出された。試合後、会見に出席した同選手は次のような感想を述べている。
「勝つことに疲れはしない。このクラブは勝利がとても大切だってことを僕たちに教えてくれた。このクラブでつかむ勝利は、とても大きな価値を持っているんだ」
「トロフィー獲得には満足している。けれど僕たちはまだ何も成し遂げていない。今はシーズンの途中だし、このまま進み続けなくては。シーズンの最後に、もっと多くのものを勝ち取れることを願っている」
昨年9月に36歳となったモドリッチだが、衰える気配は一向にない。
「フットボールでは、いつも年齢のことが話されているけど、僕はかつてないほどに楽しんでいる。今の方が、より一層楽しむことができるんだ。このレベルでいつまでやれるのか分からないからね」
「まだまだプレーし続けられるように努力していきたい。だって、レアル・マドリーの選手でいられる以上に最高のことなんて、ないんだから。自分ことを話すのは好きじゃないけど、僕は良い感じだ」
レアル・マドリーは今季限りで切れるモドリッチとの契約をもう1年延長するとみられる。
「契約延長について? 何もないよ。僕はクラブと良い関係にあるし、絶対に合意に至るはずだ。僕は合意するまで2分以上かけたことがないし、間違いなく合意するだろう。僕の願いは皆が知っていることだし、クラブも絶対に同じことを望んでいるよ」
モドリッチはその一方で、今季再会を果たしたカルロ・アンチェロッティ監督についても触れた。
「人間としても監督としても、僕のキャリアの中で大きな意味を持つ人物だ。彼の在り方、チームの率い方は素晴らしいよ。ここにやって来たときから僕に大きな信頼を寄せてくれているし、後ろに彼みたいな人がいてくれたら、うまくいくに決まっているんだ」




