MbappeGetty Images

“空中分解”も危惧されるレアル・マドリー…エンバペがチームに訴えかける「僕たちはハイプレスを仕掛けるべきなんだ」

23日のラ・リーガ第13節、敵地マルティネス・バレロでのエルチェ戦を2-2のドローで終えたレアル・マドリー。試合中にFWキリアン・エンバペは、チームメートに対してハイプレスを仕掛ける必要性を訴えていた。

リヴァプール戦(0-1)、ラージョ・バジェカーノ戦(0-0)と2試合連続で勝利を逃していたマドリー。何よりパフォーマンスの低調さが目立っているが、このエルチェ戦でもそれは変わらなかった。エルチェのポゼッションフットボールに終始苦戦し、2回にわたり追いついて勝ち点1を獲得するのが精一杯だった。

3試合勝利なしのマドリーは、いまだラ・リーガでは1位に立っているものの、危機的状況であると騒がれ始めている。とりわけ深刻に伝えられているのが、シャビ・アロンソ監督と一部選手たちの関係の悪化だ。同指揮官の就任直後、マドリーはハイプレスを積極的に仕掛けるなど組織的な守備を実践していたが、そうした様子が段々と見られなくなっている。スペイン『アス』曰く、クラブ首脳陣もエルチェ戦でのシャビ・アロンソ監督と選手たちの「関係性の希薄さ」を心配していたという。

ただ、そうした中で気を吐いている選手もいた。キリアン・エンバペである。スペインでこのエルチェ戦を放送した『モビスタール・プルス』のテレビカメラは、エンバペが懸命に戦い、チームのために審判に抗議をし、そしてチームメートに訴えかけている様子を捉えていた。

チームが苦戦している中、エンバペはMFジュード・ベリンガムに対して、英語で「ヘイ! ウィー・ニード・プレス・ハイ(僕たちはハイプレスを仕掛けるべきだ)。ジュード!」と語りかけていた(ベリンガムは手で口をおさえながら何か返答していた)。加えて途中出場のFWヴィニシウス・ジュニオールに対しても、「行こうぜヴィニ、俺たちはゴールを決めないといけないんだ」と発破をかけている。

だが、エンバペのそうした訴えもむなしく、チームは団結したプレーを見せられず。シャビ・アロンソ監督率いるマドリーに対する疑いは深まり、“空中分解”さえ危惧されているが、今後、調子を上向かせることはできるのだろうか。

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