Kylian Mbappe PSGGetty

レアル・マドリーついに動く!PSGに約210億円のムバッペ獲得オファーを提示…スペインメディアが一斉に報道

レアル・マドリーがここ数年間における最大の目標実現についに動き出した。現地時間24日、パリ・サンジェルマンに対してFWキリアン・ムバッペの獲得をオファーを提示したと、スペイン各メディアが一斉に報じている。

フランス『RMC』はその前日、PSGは今季限りで契約が切れるムバッペに新たな延長オファー(5年+1年の延長オプション)を提示したものの、再び断りを入れられたと報道。そしてその翌日、ムバッペと個人合意に至っているとされてきたレアル・マドリーが、正式に獲得オファーを提示したようだ。スペインのスポーツ紙『マルカ』と『アス』、またテレビ番組『チリンギート』は、オファーした移籍金額が1億6000万ユーロ(約210億円)と報じ、『GOAL』もクラブ関係者から確認を取れている。

レアル・マドリーはムバッペ本人と合意しながらも、PSGの怒りを買わぬよう細心の注意を払い続けて、彼らが売却への動きを見せるときにオファーを提示する方針を貫き続けていた。ムバッペを引き入れるために2年にわたり他クラブの選手を有料で獲得することを控え続け、またDFラファエル・ヴァランらの売却で資金を蓄えてきた同クラブにとって、オファーした1億6000万ユーロはMFエデン・アザールをチェルシーから獲得した際の1億ユーロを超えるクラブ史上最高額の移籍金となる。

ただし、PSGがこのオファーを受け入れるかは不透明。というのも、PSGがカタールがバックにつくようになってから、自クラブの主力選手を売却した例が存在しないためだ。彼らが最高額で売却した選手はMFゴンサロ・ゲデスで、2018年にバレンシアから移籍金4000万ユーロのオファーを受けて放出を了承した。しかし、このポルトガル人MFもPSGが主力選手として扱っていたとは言い難く、実際に主力であった選手たちはたとえ退団を望もうとも、契約が切れるまでは同クラブにとどまり続けてきた。

フランスではすでにPSGがレアル・マドリーのこのオファーを断ったとの報道も出始めている。またPSGがムバッペを本当に放出するかは、ユヴェントスFWクリスティアーノ・ロナウドを獲得することが条件になるとの見方もあり、今夏の長編ドラマとなっているこの移籍(または残留)劇は、市場が閉鎖するまで目が離せなそうだ。

広告

ENJOYED THIS STORY?

Add GOAL.com as a preferred source on Google to see more of our reporting

0