MbappeGetty Images

エンバペはやはりレアル・マドリーへ…先週に交渉が最終合意したとスペイン紙報道

スペインのスポーツ紙『マルカ』は、レアル・マドリーとパリ・サンジェルマン(PSG)FWキリアン・エンバペの交渉が最終合意に至ったことを報じた。

15日に行われたリーグ・アンのアワードでは「関係者全員に敬意を払わないといけない。僕も急いではいるが、自分だけの問題じゃないんだ。でも終わったよ。あとは詳細を詰めるだけだったが、終わったんだ」と、まもなく自身の去就を発表する考えを明かしていたエンバペ。そして『マルカ』が翌日に行った報道曰く、レアル・マドリーはここ数カ月間にわたってエンバペの関係者たちと進めてきた移籍交渉を、エンバペがマドリード首都を訪れた日と重なる先週の月曜と火曜にまとめ上げたという。

昨夏、レアル・マドリーはPSGに対して、今季限りで契約が切れるエンバペ獲得のために移籍金2億ユーロのオファーを提示したが、拒絶されていた。以降、フロレンティーノ・ペレス会長率いるクラブ首脳陣はエンバペ本人の移籍願望を信じながら、選手本人と何かしらの契約を交わさず、また直接接触することもなく細心の注意を払って交渉を進めてきたようだ。エンバペはPSGからあらゆる重圧をかけられていたことが予想されるが、レアル・マドリーは選手の意思を信じていたという。

レアル・マドリーとエンバペは2027年までとなる5年契約を結ぶ模様。またレアル・マドリーは多額の契約金と年俸を支払うことになるようだが、PSGに支払おうとした移籍金2億ユーロと比べれば、ずいぶんと低い額で済むようだ。その一方でエンバペはレアル・マドリーでプレーするという夢を叶えるため、PSGから提示され続けてきたマドリーのものとは比較にならない破格の年俸に対して、最後まで断りを入れ続けたとみられている。

広告

ENJOYED THIS STORY?

Add GOAL.com as a preferred source on Google to see more of our reporting

0