レアル・マドリーFWキリアン・エンバペは、胃腸炎により体重が大幅に減少したようだ。
昨季はレアル・マドリー加入1年目でラ・リーガ34試合31ゴールを記録し、ゴールデンシューを獲得したエンバペ。現在開催中のクラブワールドカップでも活躍に期待が集まっていたが、大会直前に胃腸炎で病院に搬送されるなど、グループリーグは全試合欠場していた。その後の決勝トーナメント2試合は出場したものの、いずれも約20分のプレーに留まっている。
そんなフランス代表FWは、胃腸炎によってコンディションを大きく崩した模様。『レキップ』によると、今回の食中毒で体重が6kgも減少したという。現在も回復中であるため、9日に控える古巣パリ・サンジェルマンとの準決勝もベンチスタートの可能性が高いようだ。
同メディアは、エンバペがアメリカへのフライトの前から軽い症状を感じていたものの、痛みは耐えられる程度で回復すると考えていたと指摘。しかし症状は悪化していき、脱水症状に陥ったとのこと。そしてアル・アハリ戦のハーフタイムに病院へと搬送されたようだ。クラブ側は虫垂炎を懸念したものの、最終的に行われた検査の結果、鶏肉に含まれる細菌によるものと思われる重度の食中毒にかかっていることが判明。無事に退院した後もエンバペの体重は落ち続け、合計6kgも減っていたと伝えられている。
9日には古巣PSG戦を控えるエンバペ。しかし、万全のコンディションでプレーすることはできないのかもしれない。






