レアル・マドリーはすでに契約に合意していることが明らかになったドルトムントのジュード・ベリンガムに続き、パリ・サンジェルマン(PSG)のキリアン・エンバペも獲得しようとしているようだ。『テレグラフ』が伝えた。
今夏の移籍市場での去就されていたベリンガムは、多くのビッグクラブが獲得に乗り出していたものの、先日、レアル・マドリーが契約を結んだと報道。記者のファブリツィオ・ロマーノ氏もレアルが今月末にドルトムントと移籍金に関するミーティングを予定していることを明らかにし、まだ正式な入札はしていないもののドイツ側との合意に問題はないだろうと見られている。
そんなベリンガムの獲得に加えて、新たな銀河系軍団の幕開けとして契約状況が不透明なPSGのエンバペも獲得しようと画策している模様だ。エンバペは今年の初めにシーズンチケットのプロモーションキャンペーンをめぐってクラブと衝突。今後、12カ月の延長オプションがあるものの、長期契約を結ぶことを拒否しているとされる。
そのためレアル・マドリーはベリンガムとの契約をほぼ解決した上で、エンバペに多額の資金を投じる可能性があるようだ。昨夏に1億7000万ポンドのオファーを出したが、エンバペと契約合意とはならなかったレアル・マドリー。今夏、ベリンガムとエンバペのダブル獲得を成し遂げることになるのだろうか。
