マジョルカのルイス・ガルシア・プラサ監督が、DFパブロ・マフェオに対する非難について憤りの声を上げている。
マフェオは先週末のレアル・マドリー戦(1-3)で、FWロドリゴ・ゴエスに対して強烈なタックルを見舞って、プレー続行不可能とした。それでも退場とならなかったことを含めて、現在非難を受け続けているがルイス・ガルシア監督は納得がいかないようだ。
20日のラ・リーガ第29節、アウェーでのエスパニョール戦を前に会見に出席した同指揮官は、マドリー戦では6分にロドリゴの方が退場になるべきだったとの見解を示している。
「もう、いい加減にしてほしいね。マフェオは殺人者でも残虐な人間でもない。世論やマドリーの選手たちが彼に向ける態度はとても厳しく、不当なものだ。彼のタックルは確かにレッドだった。が、マドリーは6分にロドリゴの(MF久保建英に対する)殴打によって10人になっているべきだったんだ」
ルイス・ガルシア監督はさらに、試合直後にMFフェデ・バルベルデが「同業者たちに良識がないことが悲しい。全員が食い扶持のために闘っているわけだけど、やってはいけないことだってある。厳しいタックルにしても、悪い意図は持っちゃいけないんだ」と話していたことにも言及。2020年1月のスペイン・スーパーカップ決勝マドリー対アトレティコ・マドリー(PK戦4-1でマドリーが優勝)で、バルベルデが意図的な後方からのタックルによって退場したことを振り返っている。
「もう限度を超えているし、マフェオのことを守らなくてはいけない。彼はまったく不当な形で責められている。バルベルデに至ってはファウルをする必要はないとさえ言っていたが、しかし彼はスーパーカップで後方からアトレティコの選手にタックルを仕掛けたじゃないか」
「繰り返させてもらおう。この言葉を変えてくれるなよ。マフェオのタックルはレッドだった。しかしながら開始6分から、マドリーが10人でプレーすべきだったんだ」




