Zinedine Zidane Real Madrid Liverpool 2020-21Getty Images

リヴァプールに先勝のレアル・マドリー、ジダン「ロングボールを放り込むのはプランの一つだった」

6日のチャンピオンズリーグ準々決勝ファーストレグ、レアル・マドリーはホームでのリヴァプール戦に3-1で勝利した。ジネディーヌ・ジダン監督は、自チームのパフォーマンスに満足感を表している。

レアル・マドリーは1失点を喫した後半の立ち上がり以外、試合を通して優位性を感じさせてFWヴィニシウス・ジュニオールの2得点、MFマルコ・アセンシオの1得点で先勝。内容的にも、大きな手応えをつかんだ勝利だった。スペイン『モビスタール・プルス』とのインタビューに応じたジダン監督は、次のような感想を述べている。

「とても良い感触がある。が、様々な感情が混ざっている。私たちは素晴らしい試合を演じたが、後半の最初は困難に出くわしてしまった。しかし、とても良い試合ができたし、全員のことを誇らしく思っている。だが、これはチャンピオンズであり、簡単にはいかない。まだセカンドレグが残っている」

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レアル・マドリーは前半、MFトニ・クロースのロングボールを起点として2得点を記録。予め意図していた攻撃だったのだろうか。

「そうだね。そういったことをしようと思っていた。彼らの両サイドバックは攻撃的だし、その点でとてもうまくいった。先制点におけるクロースとヴィニシウスのクオリティーは凄まじかったよ」

ジダン監督はまた、その後に行われた記者会見で2得点を記録したヴィニシウスについて、こう語った。

「彼のことは喜ばしく思っている。ファンタスティックな仕事ぶりだった。彼がスペースを持てば、どういうプレーをできるかは誰もが知っている。だからこそ、ああした先制点を決めたわけだ。彼にはゴールが欠けていたし、今日の2得点は自信になるだろう。彼という選手にふさわしいよ」

今季を通じて批判にさらされてきたレアル・マドリーだが、今回の勝利で流れは変わるだろうか。

「しかし、私たちはまだ何も勝ち取っていない。私たちは満足感を得ている。選手たちがその凄まじいプレーによって、状況を一変させたのだからね。しかし、まだ何かを成し遂げたわけではないんだ。セカンドレグも残っているし、このまま戦い続けていく必要がある」

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