Real Madrid Liverpool 04062021Getty

レアル・マドリー、CL準決勝に大きく近づく!リヴァプールに3発を叩き込んで先勝

6日のチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝ファーストレグ、レアル・マドリー対リヴァプールは3-1でレアル・マドリーが先勝した。

過去7回のCLで5回優勝を飾っている両クラブの対戦。その内、リヴァプールを直接的に下した2018年含めて4回ビッグイヤーを掲げているのはレアル・マドリーだが、この試合でも最近に取り戻しつつある、その“格”というものを存分に見せつけた。

ホームチームはポゼッションとカウンターを織り交ぜた攻撃で立ち上がりからリヴァプールを翻弄し、27分に先制点を獲得。クロースの高精度のロングボールからヴィニシウスが駆け出すと、鎖骨あたりのトラップで巧みにボールを落として、ペナルティーアーク付近から右足でシュートを放つ。地を這うボールがGKアリソンを破り、枠内に転がっている。

以下に続く

レアル・マドリーはその後も優位に試合を進め、36分に加点。再びクロースがロングボールを送ると、アーノルドがクリアし損ねたボールがゴール前にこぼれて、アセンシオが詰め寄る。アセンシオは眼前に迫ったアリソンをボールを浮かせてかわしてから、無人となったゴールにそれを押し込んだ。対して、クロップ監督は前半終了まであと3分というところでケイタをチアゴ・アルカンタラと交代させるなど、その劣勢ぶりを何とかしようと足掻いている。

そうして迎えた後半、立ち上がりは打って代わってリヴァプールが攻勢を見せ、51分にアウェーゴールを獲得。ワイナルドゥムのドリブル突破からジョッタがフィニッシュまで持ち込み、モドリッチがブロックしたボールを拾ったサラーがGKクルトワを破った。

痛いアウェーゴールを奪われたレアル・マドリーだったが、ここから再び勢いを取り戻すと、65分にリードを広げた。右サイドのスローインをモドリッチが受け、流麗な体の動きから横パスを出すと、そこで待ち受けていたヴィニシウスが右足のシュートで再びアリソンを破っている。ジダン監督はその後70分にアセンシオをバルベルデ、85分にヴィニシウスをロドリゴと交代させ、シャキリ、フィルミーノをピッチに立たせたリヴァプールの猛攻を凌ぎ切り、2点リードを維持したまま試合終了のホイッスルを迎えた。

なおリヴァプールホームのセカンドレグは、14日に行われる。

▶WOWOWが2020-21のCL決勝トーナメント独占配信!無料トライアルに今すぐ登録

広告