Sergio ArribasGetty Images

中井卓大所属のレアル・マドリーB、ラ・リーガ2部昇格プレーオフ決勝で劇的敗戦…延長後半に一時勝ち越しも114分に無念の失点

レアル・マドリーのBチーム、カスティージャは25日にラ・リーガ2部昇格プレーオフ決勝2ndレグ、アウェーでのエルデンセ戦に臨み、3-3のドローで試合を終えた。2戦合計スコアは4-4で、スペイン3部リーグの順位で上回るエルデンセが2部昇格を決めている。

1stレグを1-1のドローで終えていたラウール・ゴンサレス監督率いるカスティージャは、26分にエースのセルヒオ・アリバスのFKからラファ・マリン、35分に主将ドトールがゴールを記録。しかしながら前半アディショナルタイムにニエト、68分にカルロス・エルナンデスのゴールを許して同点に追いつかれてしまい、試合は延長戦に突入する。

同点のままでは敗退となるカスティージャは107分、S・アリバスがペナルティーエリア内で倒されてPKを獲得。アリバス本人がこれを決め切って再び勝ち越した。だがしかし、リードを奪ってから調子を崩す癖は変わらず、114分にオルトゥーニョのゴールを許してスコアは再びタイに。エルデンセが同点を維持したまま試合終了のホイッスルを迎え、2部昇格を決めている。

エルデンセはバレンシアの人口5万人の町、エルダに拠を構えるクラブ。有名企業Finetworkのオーナー、パスクアル・ペレス氏が会長を務める同クラブは、3シーズンで3回の昇格を果たすなど、凄まじい勢いでスペインのリーグピラミッドを登っている。

ちなみに、10シーズンぶりの2部昇格を惜しくも逃したラウール監督のカスティージャには、日本人MF中井卓大(19)も所属。今回のエルデンセ戦ではベンチ入りを果たしたものの出場機会はなかった。18〜22歳で構成されているカスティージャで、中井はリーグ戦2試合の出場で今季を終えている。

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