Martin Odegaard, Arsenal 2020-21Getty

レアル・マドリー、ウーデゴール含めて大多数の選手を放出候補に…適正な移籍金オファー届けば

MFマルティン・ウーデゴールに退団の可能性が浮上するレアル・マドリーだが、適正な移籍金が支払われれば放出を認めるという。スペイン『マルカ』が報じた。

昨季レンタル移籍によってアーセナルでプレーし、今季出戻ったウーデゴールだが、自身の将来について迷いが生じており退団も視野に入れていると報道される。この件についてレアル・マドリーは、選手が移籍を望み、また適正な移籍金がオファーされる場合には放出を認める方針とのことだ。

それはレアル・マドリーがここ最近、新たに打ち立てた方針によるものだという。『マルカ』によれば、同クラブはチームに所属するほぼ大多数の選手にすでに値段をつけており、「迷い」が生じている選手は迷いなく放出する考えであるようだ。それに当てはまるケースがDFセルヒオ・ラモス、そしてDFラファエル・ヴァランの放出であったようで、自ら退団を希望したヴァランについてはマンチェスター・ユナイテッドに5000万ユーロ前後で売却している。

また『マルカ』は、値段がつけられていない例外の選手がGKティボ・クルトワ、FWカリム・ベンゼマ、MFフェデ・バルベルデ、新加入のDFダヴィド・アラバ、そしてカルロ・アンチェロッティ監督が重宝する意思を示したというFWヴィニシウス・ジュニオールであると記載。それ以外の選手は、言ってしまえば全員が放出候補とのことだ。

その一方でレアル・マドリーは、今夏のさらなる補強についてはパリ・サンジェルマンFWキリアン・エムバペ以外は考えていない様子。懸念されるセンターバックについても、DFナチョ、DFエデル・ミリトン、アラバ、さらにはBチームDFマリオ・ヒラ・フエンテス、DFビクトール・チュストでやりくりしていく考えのようだ(DFヘスス・バジェホは放出の可能性あり)。なおウーデゴールについては、アーセナルなどのクラブから獲得オファーが届くことが見込まれている。

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