1日のラ・リーガ第22節、本拠地サンティアゴ・ベルナベウでのラージョ戦で苦戦しながらも、なんとか2-1の勝利を収めたレアル・マドリー。苦戦する理由を、スペイン人識者アルバロ・ベニート氏が解説している。
前試合ベンフィカ戦で2-4の敗北を喫したマドリーは、ラージョ戦でも苦しい戦いを強いられた。15分にヴィニシウスのゴールで先制したものの、全体的なパフォーマンスは低調で49分にパテ・シスの同点弾を許す。それでもラージョの選手の退場もあって攻勢を見せると、9分が取られたアディショナルタイムの7分にPKを奪取し、キリアン・エンバペが決勝点を決めて勝ち点3を獲得した。まさに薄氷の勝利である。
レアル・マドリーに選手、下部組織の監督として在籍し、現在は人気解説者として活躍するアルバロ・ベニート氏は、これまで明確なスタイルなしで成功を収めてきた同チームにも変化が必要との見解を示す。スペイン『アス』で執筆するコラムで、次のように記している。
「マドリーはコレクティブなプレーにおける疑いを晴らすことができなかった。しっかりと道を選ばなければ、どのような方向に進むかを描かなければ、フットボールのアイデア&モデルを持たなければ、成功にたどりつくのは難しいだろう」
「マドリーは乱高下するようなカオスで、どこよりも勝利をつかんできたチームだが、私はもう不十分だと思う。かつて最上級だったマドリーのクオリティーは完全に落ちてしまった。コレクティブかつ規律あるプレーを見せる現代フットボールの対戦相手は、彼らに対して優位性を確保している」
「アルベロアが率いるチームは、モナコ戦、何よりもビジャレアル戦で可能性を感じさせた。しかし亡霊が、過去へと力強く引き戻そうとしている。マドリーは明確なプレーアイデアを持つために、練習に取り組んでいかなければならない」


