レアル・マドリーのBチーム、レアル・マドリー・カスティージャの主力選手たちに対して、欧州の強豪たちが興味を持っているようだ。
昨季、ラ・リーガ2部昇格プレーオフ決勝エルデンセ戦に劇的に敗れ、今季も3部でプレーするラウール・ゴンサレス監督率いるカスティージャだが、今夏に世代交代が行われることになりそうだ。
まず、昨季37試合に出場して21ゴール8アシストを決めたエースのMFセルヒオ・アリバスだが、レアル・マドリーは現在21歳の同選手を修行に出す考えとのこと。ジネディーヌ・ジダン氏がフロレンティーノ・ペレス会長に「彼を手放してはいけない」と進言したとされ、またラウール監督が「もうラ・リーガ1部でプレーできるレベルにある」と語っていたアリバスだが、スペイン『エル・コンフィデンシアル』曰くスペイン国外ではシャビ・アロンソ監督率いるレヴァークーゼンやボルシア・ドルトムント、国内ではジローナ、セルタ、ベティス、ヘタフェ、アルメリア、ラージョなどが獲得に興味を持っているとのこと。マドリーはレンタルか買い戻しオプション付きの完全移籍でアリバスを放出する考えとみられている(推定移籍金は500〜1000万ユーロ)。
その一方で、カスティージャのDFラインの要だった21歳DFラファエル・マリンも今夏レアル・マドリーを去る模様。スペイン『マルカ』によればベティス、セルタ、ビジャレアルらが同選手を狙っているとのことで、マドリーは買い戻しオプション付きの完全移籍で放出する方針とのことだ。
カスティージャでは彼ら2人のほか、キャプテンの22歳MFカルロス・ドトールも今夏で同チームを“卒業”すると見られ、こちらもラ・リーガ1部クラブへの移籍が噂されている。




