レアル・マドリーは、獲得を目指していたドルトムントのMFジュード・ベリンガムとの交渉において原則合意に至ったようだ。スペイン『マルカ』が伝えている。
当初、ベリンガムの移籍先はプレミアリーグのリヴァプールが本命視され、そのほかにもマンチェスター・シティなど多くのビッグクラブが獲得を目指していた。ただ、カタール・ワールドカップでの活躍もあって移籍金が高騰。2025年夏まで契約が残っていることもあり、ドルトムントは移籍に対して1億4000万ユーロ(約209億円)を要求していると伝えられている。この高騰した移籍金により、リヴァプールは獲得を断念。マンチェスター・シティも撤退したとされていた。
そんな中、獲得に近づいているのがレアル・マドリーだ。レアル・マドリーは、いかにクラブのプロジェクトが真剣であるかを選手に理解してもらうため数か月間に渡って水面下で交渉。そして先週、ドイツに代理人を派遣し、2029年までの6年契約を結ぶことで原則合意に達したようだ。クラブとしては1億ユーロ(約150億円)から1億2000万ユーロ(約180億円)で取引を成立させようと望んでおり、こちらについても交渉に大きな障害はないとしている。
契約がまとまり正式に発表されるのはシーズン終了後になるだろうと報じられているベリンガム。ここまで11ゴール、7アシストと圧倒的なパフォーマンスを見せる男は、現在2位につけるドルトムントを頂点に導いた上で移籍することになるのだろうか。
