DFラファエル・ヴァランをマンチェスター・ユナイテッドに売却する見込みのレアル・マドリーだが、これもパリ・サンジェルマンFWキリアン・ムバッペを獲得するプロセスの一つになりそうだ。スペイン『マルカ』によれば、同クラブがここ最近に見せるすべての動きが、ムバッペ獲得という目標に集約できるという。
ヴァラン売却で5000万ユーロの移籍金を手にするとみられるレアル・マドリー。ここ最近、同クラブは補強をせず放出ばかり繰り返しているが、そのすべてが新たなメガスター、ムバッペの獲得に繋がっているようだ。
レアル・マドリーは今夏に契約切れでDFセルヒオ・ラモスを放出。この動きについては、1500万ユーロ(税負担抜き)というチーム屈指の高級取りを手放したという見方ができる。またMFルーカス・バスケスとの契約延長については市場に赴いて新たな右サイドバックを補強するよりも安上がりとの判断があった様子で、S・ラモスに続いてヴァランも去るセンターバックのポジションについてもフリーで獲得したDFダビド・アラバ以外に引き入れる考えはないとみられる。
『マルカ』によれば、レアル・マドリーのこの徹底した節約ぶりは、ムバッペ獲得資金を確保するためとのこと。現状ではオファーを聞き入れる気がないPSGだが、もし交渉に応じれば最低でも1億8000万ユーロの移籍金を求めるとみられ、またムバッペの年俸も2000万ユーロ(税負担抜き)以上とされている。
フロレンティーノ・ペレス会長率いるレアル・マドリーは、多額の出費が必要となるムバッペ獲得のために、これからも収入確保と節約に力を注ぐ方針という。ただし『マルカ』は、チームに28選手が在籍しているとはいえ、さらなる収入確保は難しいとの見解も示す。以前に噂されたFWヴィニシウス・ジュニオールの売却はクラブ側が否定したようで、またFWルカ・ヨヴィッチは先のレンジャーズ戦のパフォーマンスを見る限り投じた獲得費用の回収は困難とみられており、同選手を売却すればFWカリム・ベンゼマの代役も不足する。
補強も人件費も抑えて我慢の日々を過ごすレアル・マドリーだが、ムバッペ獲得という悲願の成就によって報われる日は、果たして訪れるのだろうか。




