BenzemaGetty Images

レアル・マドリーが負ければ降格のレバンテに6発大勝…ベンゼマがラウールの記録323得点に並び、ヴィニシウスが初のハットトリック

レアル・マドリーは12日にラ・リーガ第36節、本拠地サンティアゴ・ベルナベウでのレバンテ戦に臨み、6-0の大勝を飾った。

チャンピオンズリーグ決勝リヴァプール戦に向けた調整を行い続けるラ・リーガ王者マドリーと、敗戦すれば2部降格が決定する最下位レバンテとの対戦。アンチェロッティ監督はGKクルトワ、DFルーカス・バスケス、バジェホ、ナチョ、メンデイ、MFバルベルデ、カマヴィンガ、モドリッチ、FWロドリゴ、ベンゼマ、ヴィニシウスを先発で起用している。

試合は序盤からマドリーのペースで進み、13分に先制点を獲得。モドリッチのスルーパスからメンディがペナルティーエリア内左に侵入し、左足のシュートでニアサイドをぶち破った。マドリーはさらに19分、今度はヴィニシウスのクロスからベンゼマがヘディングシュートでネットを揺らして、今季公式戦44試合44得点目を記録。ベンゼマはマドリーでの通算得点数を323得点(603試合)として、歴代得点ランクでラウール・ゴンサレス氏(741試合で達成)に並んだ。ちなみに1位はクリスティアーノ・ロナウドの451得点(438試合)。

マドリーはその後、気持ちが切れてしまった様子のレバンテを相手に何度も、何度もフィニッシュまで持ち込み、34分にモドリッチの横パスからロドリゴ、45分にモドリッチとの壁パスからヴィニシウスがゴールを決め、4点リードで前半を終えた。

後半、速攻を中心に追加点を狙うマドリーは、56分にベンゼマのスルーパスからロドリゴが最終ラインを突破。GKダニエル・カルデナスを眼前にループシュートを放ったが、これは惜しくも枠の右に外れた。アンチェロッティ監督は62分にそのロドリゴを下げてマリアーノを投入する。

マドリーがチーム5点目を記録したのは68分のこと。モドリッチのアウトサイドのスルーパスからベンゼマがペナルティーエリア内に侵入。フランス人FWはカルデナスをかわしてから横パスを送り、ヴィニシウスがボールを押し込んだ。アンチェロッティ監督はその後ベンゼマ、モドリッチ、バルベルデ、ナチョとの交代でヨヴィッチ、ピーター、クロース、マリオ・ヒラを入れる。そして83分にはヨヴィッチのアシストからヴィニシウスがマドリーでの初のハットトリックを達成して、レバンテに引導を渡している。

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