レアル・マドリーがリールのセンターバック、フランス人DFレニー・ヨロの獲得を目指しているようだ。スペイン『マルカ』が報じている。
レアル・マドリーは当初、2025年夏にセンターバックを補強する考えだったようだが、DFエデル・ミリトン＆DFダビド・アラバが前十字靭帯断裂で長期離脱したことや、DFナチョ・フェルナンデスが今季限りとなっている契約の延長オファーに返答していない現状を受けて獲得予定を1年早めたという。またミリトンが離脱した昨夏とアラバが離脱したこの冬にセンターバックを獲得しなかった理由については、マドリーにとって補強は即興ではなく戦略的に行うものであり、そのために動くことがなかったそうだ。
レアル・マドリーが獲得を目指すのは、これまでの方針通り長期にわたって活躍が見込める若手選手で、リールの18歳レニー・ヨロは条件にぴったりはまっている模様。すでに獲得に向けて動いていたようだが、リールの要求額が6000万ユーロと若手に支払う移籍金としては「手が出ないほど高い」ために現在は様子を見ているという。
ヨロはリーグ・アンで32試合に出場するなど、リールのレギュラーとして活躍。センターバックのほか右サイドバックとしてプレーすることが可能だ。ドイツの移籍専門サイト『トランスファー・マルクト』での市場価値は2500万ユーロで、代理人は最近レアル・マドリーとの関係が悪化しているジョルジュ・メンデス。マドリーのほかには、パリ・サンジェルマンからの興味も噂されている。