レアル・マドリーは、シャビ・アロンソ監督解任を決断した場合の後任としてユルゲン・クロップ氏の招聘が噂されている。
今夏からシャビ・アロンソ監督が就任し、新体制でシーズンに臨んだレアル・マドリー。開幕から公式戦7連勝と見事なスタートを切っていたが、11月頭からは成績が悪化することに。10日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第6節のマンチェスター・C戦もホームで1-2と敗れ、直近の公式戦8試合で2勝(3分け3敗)にとどまっている。
一部ではシャビ・アロンソ監督と選手たちの関係悪化も伝えられ、さらに成績不振で解任の噂すら浮上しているレアル・マドリー。『as』などスペイン複数メディアによると、年内の残り3試合(アラベス、タラベラ、セビージャ)の結果次第では指揮官交代に踏み切る可能性もあると伝えられている。
そんな中でドイツ『スカイ』のフロリアン・プレッテンベルク記者は、シャビ・アロンソ監督が14日のアラベス戦の指揮を執るとしつつ、「レアル・マドリー側は避けたいと考えているが、仮に解任した場合、候補の1人としてユルゲン・クロップ氏も挙がっている」と指摘。現在レッドブルグループのグローバルサッカー部門責任者として活動している指揮官が就任する可能性もあると指摘している。
一方で『The Athletic』のドイツ担当であるセブ・スタフォード=ブルア記者は、レッドブルCEOオリバー・ミンツラフ氏のコメントを紹介。「ユルゲンは現時点で監督はやりたくないと明言している。もちろん、人生のある時点でそれが変わる可能性はある。しかし彼が今の仕事にどれほど情熱を注いでいるが、どれほど多くのアイデアを持っているか、そしてどれほど成長したいと思っているかはわかっている。だから全く心配していないよ」と10日に語ったようだ。今後の動向に注目が集まっている。


