Arda Guler Real Madrid Celta LaLiga 2023-24 PIERRE-PHILIPPE MARCOU/AFP via Getty Images

レアル加入から247日…ついに初ゴール決めた19歳ギュレル「世界最高のクラブにいるのは難しい。でも僕には才能と意思の強さがある」

レアル・マドリー加入後初ゴールを決めたトルコ代表MFアルダ・ギュレルが、その喜びを表している。

昨夏の移籍市場で、レアル・マドリーがバルセロナとの争奪戦を制して獲得したギュレル。しかしプレシーズンから3回の負傷に苦しみ、今年1月になってようやくデビューを果たした同選手は、その後も出場機会に恵まれずピッチに立った時間はわずか91分にとどまっていた。

苦しい日々が続いたギュレルだが、レアル加入から247日目となったラ・リーガ第28節、本拠地サンティアゴ・ベルナベウでのセルタ戦(4-0)でうれしい初ゴールを記録した。トルコの若き天才MFは後半アディショナルタイム3分、セバージョスのペナルティーエリア内へのスルーパスから抜け目なくDFラインを突破。華麗な技術で飛び出してきたGKグアイタもかわし、利き足とは逆の右足でボールを枠内に流し込んでいる。試合はそのまま終了のホイッスルが吹かれ、カルロ・アンチェロッティ監督含めたレアル・マドリーの面々は次々とギュレルを抱きしめて祝福した。

試合後、スペイン『レアル・マドリーTV』とのインタビューに応じたギュレルは、喜びと今後の意欲について語っている(使用言語はトルコ語)。

「あんな雰囲気の中でゴールを決められるのは素晴らしいね。これからいっぱい経験していきたいし、そのために努力したいと思っている。信じられない試合だったよ。へへ…」

「4-0の勝利を収めたチームを祝福したい。初ゴールを決められてうれしいよ。僕を支えてくれたみんなに感謝を伝えたいね」

「ゴールについて? GKを前にしたとき、彼のポジショニングがずれていたのを見たから、右にボールを動かしてシュートを打った。運よくゴールになったし、とても満足だよ」

レアル・マドリーはギュレルを獲得した直後、レンタルで武者修行に出すことを検討したが、ギュレル本人が同クラブのトップチームでプレーすることにこだわった。その自信はまったく失われておらず、みなぎったままだ。

「ここまでは難しいシーズンだった。今日から、もっと良いことがいっぱいあればと願っている。僕は、ここにいられてうれしいんだ。レアル・マドリーは世界最高のクラブで、難しいことかもしれないけど、自分には成功できるだけのクオリティーと意思の強さがあると思っているよ

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